内容説明
銀狼国の王城で働くトリンティアは、ある日癒しの力を見出され、冷酷な新皇帝ウォルフレッドに仕えることに!
彼は銀狼の血ゆえに、眠りを妨げる苦痛に苛まれているという。常にそばに侍り、夜は抱き枕になって癒せと言われるが!?
「わたしのそばから離れるな」って――お仕事とわかっていても陛下が甘すぎて心臓が保ちません!
そんな中、反皇帝派の陰謀も動き出して……? 甘く切なくじれったい、身分差恋愛譚!
【電子特典付き】
綾束乙先生書き下ろしショートストーリー『トリンティアの刺繍の行方』を収録。
『天哮の儀』の翌日。すぐに無理をするトリンティアのことがウォルフレッドは気になって仕方がないようで……?
本編後のあまあまショートストーリーをお楽しみいただけます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
6
伯爵家の養女で王宮の侍女として働くヒロイン。ひょんなことから皇帝とふれあい、皇族の癒やしとなれる「花の乙女」であることが判明。そのまま皇帝のそば仕えに。あまりに痩せ細っていて鶏ガラ扱いされるけど、一緒にいるうちにヒロインの清らかさに惹かれ~という感じ。ヒロイン、生い立ち上しかたないとはいえ申し訳ありませんを言い過ぎていて若干イラッとする(笑)最後はヒーローも彼女への思いを自覚してしっかり告白してのエンドなのでよかったけれども、そこまで長かったなと。このまましっかり愛してヒロインの自己肯定感を上げてくれ~。2022/10/15
おもち
5
うーん、私には合わず。ヒロインが育った環境から仕方ないとはいえ、最初から最後までビクビクオドオドしていて彼女が悪くないことでもとにかくすぐ謝るの繰り返しが苦手でした。成長して陛下には慣れて落ち着いていく流れだったら良かったのになぁ。 あと宰相のキャラが偉そうで最後まで好きになれなかった。2022/12/03
菊地
1
この手の作品としては手堅いけど、虐待されたことによる卑屈さと受け身な姿勢は個人的な好みからは少し外れていた感じ。2022/11/05
-
- 電子書籍
- 【単話】英雄様、ワケあり幼妻はいかがで…
-
- 電子書籍
- 異文化コミュニケーションの基礎知識 -…
-
- 電子書籍
- 僕の後ろに魔女がいる(3)
-
- 電子書籍
- 非情の常時リストラ 文春新書
-
- 電子書籍
- ダイヤのA(7)