講談社+α文庫<br> ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド 魔女と妖精の旅

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

講談社+α文庫
ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド 魔女と妖精の旅

  • 著者名:荒俣宏【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 特価 ¥398(本体¥362)
  • 講談社(2022/08発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 75pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062566629

ファイル: /

内容説明

ホラーとファンタジーの故郷(ふるさと)に、ようこそ! 『ハリー・ポッター』や『指輪物語』など話題の幻想ファンタジー小説や西洋オカルト思想、妖精妖怪研究、魔女と古代信仰、風水とレイライン……ヨーロッパの神秘と怪奇の起源を訪ねる旅。吸血鬼ドラキュラのトランシルヴァニア、怪物ゴーレム伝説のプラハ、ルートウィヒ2世の楽園ミュンヘン、パラゴーニアのお化け屋敷、幽霊ツアーのロンドン……。ヨーロッパの深くて古くて不思議な旅にあなたを誘う!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

66
ヨーロッパのホラーとファンタジーのガイド。と言っても本の案内ではなく、実際に存在する場所の紀行文となっている。ただそれが怪奇好きにとっては垂涎の場所ばかり、マニアにとっては既知の場所が多いけど読んでいるとついつい引き込まれてしまう。澁澤で馴染みの「シュヴァルの理想宮」があると思えば、ゴーレム伝説が今も生きる霧深きプラハがあり、一方ではカタコンベの死体あり月の王のノイシュヴァンシュタイン城ありと伝説の残る地は大概網羅されているな。読んでいるとその地だけではなく欧州の歴史の闇の一端に触れれる一冊でした。2024/07/31

ntahima

58
文学の薫りなき澁澤龍彦と言えばやはり失礼か。但し、本文中にも澁澤氏への言及や引用が多数あり、先蹤者への尊敬の念が窺われ好ましい。内容は中世ヨーロッパ裏面史。此手の話が好きならば澁澤氏の「滞欧日記」を初めとする欧州モノ、中世モノにも目を通すことを強く勧める。ところで荒俣宏と言えば「帝都物語」が有名だが「別世界通信」巻末のファンタジー単評がお勧め。今まで読んだ中で最高にリリカル、ノスタルジックそしてロマンチックな書評集。全作読みたくなること請け合いだが、短評自体が一種の作品なので、紹介作への過剰な期待は禁物。2010/12/19

kei-zu

20
博学の著者による欧州名所ガイド。とはいえ、この著者であるから紹介されるのは、一筋縄ではいかないものばかり。目次には「地下牢」「青ひげ」「怪物ゴーレム」「レイライン」「蝋人形」と、ワクワクする単語が並ぶ。著者の楽しそうな語り口に、読者もページをめくる手が止まらない。2024/02/11

YO)))

14
程よい蘊蓄―事ある毎にシブタツ先生の名前が出てくるのが微笑ましい―を交えた,ヨーロッパ怪奇名所ガイド.ゴーレムや吸血鬼といった定番中の定番から,シュヴァルの理想宮や自動人形(アウトマタ),パリの下水道といったちょっとした変化球まで.楽しい.2014/04/09

ist

9
指輪物語やハリポタといったファンタジーやホラーのルーツを辿ると、ヨーロッパの土地や歴史から醸成されたオリジナルに行き着く。完璧すぎる故の恐ろしさを感じさせるスイスのからくり人形、土人形のゴーレムの成り立ち、シュヴァルの作り上げた理想宮、ストーンヘンジにも繋がる古代の交易路レイライン、狂王の作り上げたノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ宮などの幻想の砦、イタリア・タルクィニアの生きている死少女、パリの地下の巨大迷宮の悪夢、ドラキュラと現実世界での符号の一致、コメに続く2015/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/463657
  • ご注意事項

最近チェックした商品