君が走っていったんだろう

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君が走っていったんだろう

  • 著者名:木下侑介【著】/千葉聡【監修】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 書肆侃侃房(2022/09発売)
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  • ISBN:9784863854888

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内容説明

目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った

1000年たっても青春である
視界が開ける。いつもの世界が新しくなる。
若い世代の生きづらさに寄り添う歌。
─千葉聡
【5首】
目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った
海だってあなたが言えばそうだろう涙と言えばそうなんだろう
雨に会うそのためだけに作られた傘を広げて君を待ってる
花にルビをふるように降る雨、雨の名前は誰にも分からないけど
「幸せに暮らしましたが死にました。けれど死ぬまで幸せでした」

【著者】
木下侑介
1985年横浜生まれ。穂村弘氏の「短歌という爆弾」を読んでから作歌を始め、「短歌ください」(穂村弘氏選)、「東京歌壇」「短歌の時間」(東直子氏選)にて入選を重ねる。枡野浩一氏の「かんたん短歌blog」にて、エッセイ「アイハブノークエスチョン」採用。「いつまでもその初々しさを失わず、愚直に丹念に書き続けられたら、あなたは「本物」になれると思う」(枡野浩一氏)と評された。長距離走とブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズの音楽を愛している。趣味は懸垂。好きな作家は坂口安吾とシモーヌ・ヴェイユ。

千葉聡

目次

いつ見ても今が見えない
真夏の背骨
もし俺が
Breathless
青の温度
天才児たち

真冬の星座
そうだね、僕ら
少年兵
青空
瞼は
第四次ロボット革命
防風林
目をしてる
優しい人に

燃える街
二十四時間リレーマラソンで優勝したことがあります
ルール・ザ・ワールド・ウィズ・ワクチン
海への切手
瞬き/足跡
雨も雨の音
ザラメの夜
アトリエ
エトワール
君の名前
水風船

ルビ
手品
アジサイ
月とシリアル
父さんが
日曜日より
あなたが言えば
最後の童話

解説 一〇〇〇年たっても青春である 千葉 聡
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

jun_dm

5
/天国の待合室だ 真夏日のコインランドリーは誰も居なくて/まなざしはいつも静かでまばたきは水平線への拍手のようで/文字はまだ多分、足跡 コピー機の光が雪原を走ってく/比喩というとてもしずかに飛ぶ鳥をうつして僕ら、みずうみでした/2024/04/01

有機物ちゃん

4
私は『夏』というテーマが大好きなのだが、この歌集、10代の夏の疾走感や明るさ、そしてあの夏の君が詰まっている。好き。『いっせいに飛び立った鳥 あの夏の君が走っていったんだろう』『教わってないのに僕らは空を見て答えのように泣いたりする』2022/11/26

2
「目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った」 「完璧な死体と夏が誤解するほど僕たちは抱き合っていた」 「いっせいに飛び立った鳥 あの夏の君が走っていったんだろう」 「教わってないのに僕らは空を見て答えのように泣いたりもする」 「耳たぶが波打ち際のよう 君の打ち明け話が夜に触れたら」2022/10/13

おし・まい美

1
もし俺が宇宙人でも取り敢えずいい人止まりで終わるだろうな この一首のときめき!

はるな

1
「目を閉じる度に光が死ぬことや目を開ける度闇が死ぬこと」。このお歌、『短歌ください』で初めて読んだ時からずっと好き。いままでも、きっとこれからも、わたしを支えてくれるお歌。そのほかにも「教わってないのに僕らは空を見て答えのように泣いたりもする」「『泣きながら寝たことはある?』全員が優しい人になれたらいいな」など、苦しいときに思い出したいお歌が多かったです。2022/01/22

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