内容説明
そういえば、知らなかった。世界の民主主義の歴史を完全網羅。民主主義は、歴史の終点となる最終的な政治形態ではなく、常にさまざまな専制主義からの挑戦を受け続けている。台頭する中国、ポピュリズム、気候変動...民主主義は生き延びられるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
19
民主主義とは、普遍的で理想的な政体ではなく、権力の濫用を防止し牽制するための制度。起源はギリシャではなくシリア・メソポタミアの集会民主主義。しかしデマゴーグの出現や衆愚政治への転落により衰退。次は大西洋に広がった選挙民主主義。国家としての一体感を作り出すことに成功したが、資本主義や世論の暴走をおさえらず、全体主義化して二度の世界大戦も引き起こした。最後は近年の牽制民主主義。市民・メディアなどさまざまな視点から権力を監視する。しかし逆に国家や巨大企業から人々が監視・コントロールされる事態も進んでいる。2022/10/05
まゆまゆ
15
民主主義による制度がうまれた歴史を振り返っていく内容。監視資本主義やパンデミックに加え中国やロシアの台頭もあり、今や民主主義は危機を迎えている、と考える人が多い中でも、それでも民主主義以外の制度は考えにくい。専制、君主制と違って、民主主義はあらゆるものが絶えず変化するという前提の上に成り立っていることを理解すべき。2022/10/25
スプリント
11
民主主義4000年の歴史。 2025/11/15
スターライト
7
民主主義の歴史を集会民主主義、選挙民主主義、牽制民主主義と発展してきたとして各時代の民主主義制度を紹介。古代ギリシアのアテネが民主主義の”発祥の地”だと思っていたが、そこから700~1000年以上さかのぼるミケーネの時代にデモクラシーに関連する用語があったとの指摘に驚き。また制度としての原型は紀元前2500年頃の古代シリア・メソポタミアにあったというのが定説になっていることも知る。西洋中心ではなく南米などの地域にも目を配り、権力を監視・抑制する牽制民主主義の動きも論じるなど刺激的な書だった。2022/09/17
くらーく
5
これで教養かぁ。結構、大変だね。そんな昔の事は覚えられませんわ。今だって、民主主義って何だろうね、と思っているのに。一応、独裁の国だって、国民に投票権があり、定期的に選挙を行っているのにねえ。独裁と民主主義は、表裏一体らしい。時代とともに民主主義は変わると言うけれど、別に君主制や共産主義も変わるよね、たぶん。 分かったような、何もわかっていないような。ただ、独裁でも民主主義でも、人を支配する側の教養(思想?)は、重要だろうね。当然、衆愚の方も、愚かな自分から脱するように自己啓発がいるだろうし。難しいね。2025/02/06
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