内容説明
問題行動は、犬だけの問題なの?
問題行動はすべて、人(飼い主さん)と犬の関わりから起こる行動です。
良い行動も悪い行動も、問題行動も問題ではない行動も、すべて飼い主さんと犬の相互作用によって生み出されます。
問題行動は犬の問題ではなく、「飼い主さんと愛犬の関係の中の問題」なのです。
本書では、日本に13人(2022年6月現在)しかいない獣医行動診療科認定医である著者が、科学的なエビデンスに基づいて、飼い主さんと愛犬の関係づくりや問題行動の解決・予防について徹底解説します。
愛犬との関係に悩んでいる、もっと良い関係を築きたいという飼い主さん必携の一冊です。
【本書のポイント】
●問題行動に悩むすべての飼い主さんのバイブル
愛犬の問題行動(吠え、咬み、留守番ができないなど)に悩むすべての飼い主さんに読んでいただきたい一冊。犬の行動心理はもちろん、しつけや散歩の必要性、愛犬との関係づくりまで、問題行動に関するトピックを網羅。
●やさしい語り口で、読みやすくわかりやすい
やさしく丁寧な語り口で、ユーモアを交えてわかりやすく解説します。
●信頼性の高い、エビデンスに基づく情報
感情論や経験則、巷での“常識ではなく、動物行動学および臨床行動学に精通した著者による、エビデンスに基づいた確かな情報を掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃも
10
図書館にて軽い気持ちで手に取ったのだが…。あらためて、飼い主のために毎日を張り切って生きてくれている犬に私たちも精いっぱい報いてやろうじゃありませんか!と気合が入る素晴らしい本だった。特に『第3章 問題行動はなぜ起こるのか?』と『第4章 問題行動の予防』は、自分と考えが同じなどと云うのはおこがましいが、常々とっ散らかった頭で思っていることが明瞭な文章でバーンと示されていてとても嬉しくなってしまった。飼い主だけじゃなく、ブリーダーやショップの店員など犬にかかわる人全員に読んでほしい。2023/08/04
shun kimura
1
わかったこと ・動物福祉と動物愛護の違い ・飼い主と犬の関係は依存ではなく信頼関係が大切であること ・問題行動とは人視点の考えであり、犬にとっては正常な行動である場合が多いことを認識し、問題行動の原因を特定することが重要 ・ルールを決め一貫性を持って接することが大切2025/04/14
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