内容説明
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。夫エイドリアンは予想と大きくかけ離れた彼女の様子にだんだんと惹かれ、完璧すぎる淑女のローザに見合う男になろうと決意する。情けなくも一途で素直なエイドリアンを好ましく思っているローザもその意志を支えようとするが、二人が夫婦生活を続行するには父に認めてもらわなければならない。立派な領主になるべく動き出した矢先、謎多き父の正体が冤罪で処刑された元王太子であることが知らされる。いずれ報復しローザを女王の座に就かせると言うのだ。エイドリアンは領主どころかいずれ王配として認められなければならないということだが、前途多難なようで―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
9
シリーズ２巻。仮面卿であるローザの父の正体がわかり、過去の冤罪事件やそれから起こった事が少しずつわかってきて、味方も増えてきた。父オーギュストが抱えてきたものやローザに対する想いが切ない。愛してるのに言葉にできない、もどかしい。ローザちゃん早く気づいてあげて。旦那エイドリアンはまだまだ足りないけど、素直な資質がこの父娘には癒しになるか。ローザも絆されてきたようだし、父も何かと助けてるしね。さあ次はついに反撃開始か。オーギュストも含めて幸せな結末になって欲しい。2025/01/04
あじつけ
1
エイドリアンは予想とかけ離れたローザに惹かれ、見合う男になろうと決意。情けなくも一途で素直なエイドリアンを好ましく思っているローザも支えようとするが、夫婦生活を続行するには父に認めてもらわなければ…立派な領主になるべく動き出した矢先、謎多き父の正体が冤罪で処刑された元王太子であることが知らされ…ローザを女王の座に就かせると言う…エイドリアンはいずれ王配として認められなければならないが、前途多難なようで―プ第3章第1〜21話◯ と2025/01/30
ふぅ@ゆるゆるなろうスコッパー
0
★★★★★ 2022/12/08
