秘録・日本国防軍クーデター計画

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秘録・日本国防軍クーデター計画

  • 著者名:阿羅健一【著】
  • 価格 ¥1,705(本体¥1,550)
  • 講談社(2022/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784062184816

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内容説明

松本清張が死の間際まで追った、戦後史最大の謎「服部機関」の秘密を暴き、吉田茂に潰された日本国防軍の全貌を初めて明らかにする、歴史巨編!! 毀誉褒貶のある軍人、服部卓四郎と辻政信の人生を縦糸に、日本人女性スパイやウィロビーなどGHQの魑魅魍魎たちが織りなす活劇は、小説の遙か上を行くほどページ・ターニング!

●松本清張の最後の仕事「服部機関」
●CIA文書の服部クーデター計画
●東條英機の裁判を助ける手段
●GHQを手玉にとった女帝
●米軍が優先した北朝鮮対策
●吉田茂が再軍備を拒んだ理由
●警察予備隊は烏合の衆
●極秘・国防軍計画の全貌
●焼かれていなかった機密資料
●ウイロビーが見せた武士道精神
●国防軍に集った軍人たち
●内務官僚の縄張り争いの果てに
●秘かに戦闘にだされた日本人
●『大東亜戦争全史』の秘密

目次

第1章 松本清張の最後の仕事「服部機関」
第2章 機密資料は焼かれていなかった
第3章 極秘・国防軍計画の全貌
第4章 GHQを手玉にとった女帝
第5章 国防軍に集った軍人たち
第6章 旧陸海軍の対立
第7章 女スパイ・荒木光子の諜報活動
第8章 毀誉褒貶の軍人・辻政信
第9章 GHQ内部の対立
第10章 吉田茂という名の壁
第11章 内務官僚の大罪
第12章 警察予備隊か国防軍か
第13章 「大東亜戦争全史」の秘密
第14章 史実研究所のメンバー
第15章 再軍備の日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Meistersinger

4
これは「人の好き嫌い」についての本である。吉田茂は過去の経緯から好き嫌いで服部を「新国防軍」から外し、後藤田正晴などの元内務官僚は昔の軍との対立から旧軍高級将校を阻害する。その結果、警察予備隊(自衛隊)は人事面で歪なものとなってしまう。好き嫌いと能力評価は別 なのだ。そして「好き嫌い」はこの本自体にも取り憑いている。冒頭で服部氏の人柄を賞賛し吉田茂の言動を非難する作者も「好き嫌い」にまとわれ憑かれている(悪名高い辻政信も批判していないし)。良い人が有能かどうかは別なのだ。 2015/03/10

可兒

2
内容自体は興味深いけど看板に偽りありの感2015/09/26

m_syo

2
これもタイトルと内容が、ずい分と異なる本。色々調べていて読み応えがあるだけに残念。それにしても、内務省関係者は無くなった省の益にのみに拘り、国家百年の計を台無しにしてきたな、という気がする。他省も内務省と似たりよったりなんだろうけど。2014/07/20

すーさん

2
日本敗戦後、市ヶ谷にあった参謀本部の資料をアメリカへ渡さぬように守った、日本軍参謀服部卓四郎が如何に再軍備を主張し、行動をしていたかがよくわかった。敗戦後こそ作戦を分析して次の作戦に役立てねばならないという参謀の思いは、米国軍は理解しても日本の内務省や外務省官僚には通じなかった。 2014/05/22

ケンチャン

2
タイトルに「クーデター計画」とあるが、内容を読むと第二次世界大戦後の日本の軍備をどうするかの話だった。戦後処理のなかで、今後の資料として戦争の記録を残すことの重要性と自国を守るための軍備を整えることのどこがクーデターになるのか? 売るために内容とかけ離れたタイトルを付ける出版社の見識に疑問を感じる。2014/02/26

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