北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】

個数:1
紙書籍版価格
¥1,399
  • 電子書籍
  • Reader

北政所様の御化粧係~戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】

  • ISBN:9784866996936

ファイル: /

内容説明

【電子書籍限定書き下ろしSS】&【Izumi先生描き下ろしイラストとサイン】付き!
「やっぱり、キレイが一番でしょ?」
美容大好きな能天気姫の本格歴史ファンタジー!

書き下ろし番外編巻末収録!
コミカライズ企画進行中!

書き下ろし番外編
「美しいものは美しいものへ」
「もみぢ葉の過ぎにし秋を思ふれば」


【あらすじ】

時は戦国。アラサー美容マニアの私は、「勝ち組大名」近江・長浜の山内家の愛娘・与祢【よね】姫として目を覚ました。人生はハイパーイージーモード! 頭には知識、親の財布もコネもある。なら、趣味に全力投球するっきゃない。だが悲しいかな、今は化粧水すらない戦国時代。「まあ、無いなら作ればいいじゃない。ただで転ぶと思うなよ?」と、なりふりかまわず好き勝手。千利休ら要人を巻き込み、芳香蒸留水【エッセンシャルウォーター】や新型の口紅【リップスティック】を次々と開発したら……北政所・寧々様の御化粧係へ大抜擢されて!? 「やっぱり、キレイが一番でしょ?」 豊臣秀吉の嫡男誕生、帝の行幸【みゆき】、関ケ原合戦と、戦国の最末期を城奥から動かし始める――能天気姫の本格歴史ファンタジー!

※本作品の電子版には本編終了後に『淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~』(著:イスラ―フィール)のお試し版が収録されています。


著者について
●笹倉のり
趣味はウォーキング。大好物は日本史とコスメ。
本作で書籍デビューです。
取材がてら作った薔薇の酢リンスを使ってみたら、髪がつるつるになりすぎてヘアアレンジできなくなりました。
効果抜群でびっくりです。

●Izumi
この度イラストを担当させていただいたのですが、
描きながら化粧や衣装について勉強になってることが多く、貴重な経験になってます。
すこしでもキャラクターたちの魅力を伝えられれば嬉しいです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツ04号

19
コミカライズ既読。シリーズ1冊目。山内一豊の娘というチョイス渋いな〜と思いながら読み進めた。寧々や子飼いが登場してからがグッと面白くなる。転生者が現代の知識を頼りに生きていく様は良くあるが、これから混乱極める豊臣の世か、となるとちょっと大変そう。学校の歴史で習う日本史で大谷吉継は出て来るんだっけ…? なんにせよ巧くIFと史実が絡んでくれて続きが期待できそう。(10/11ー11/4)【2024ー51】2024/11/04

こも 旧柏バカ一代

19
美容オタクのアラサー女子。親友はスペイン人。急に眠気に誘われて寝て目覚めたら。彼女が意識をなくす直前に見ていた山内一豊の娘、与祢になっていた。しかも、震災直後で生き埋めになっている状態で、、助けを呼んで押し潰そうとしている柱に石をぶつけて場所を知らせていたら何とか救出され。歴史が変わった。それから与祢姫として生活していたが街に出たくなり見張りを撒いて街に出てしまいゴロツキに斬り殺されそうになり。そこを大谷刑部に助けられる。ついでに、その後に石田三成も出て来て、歴史的人物が次々と現れて彼女を巻き込んで行く。2023/09/09

尚侍

10
とっても面白かった。異世界転生物でメイク用品を生み出す作品は時々ありますが、ここまで正面からメイクをテーマにした作品はないので、その点でも興味深く読むことができました。主人公の言葉に乗せて語られる作者自身のメイクや美容に対する知識や思い入れの深さは、これまでそういう世界を知らなかった人間にとっては新鮮に感じられ、異世界転生物をこのように料理するのかと唸らされました。初巻だけである程度まとまった内容ではありますが、いい意味で世界観が狭い作品なので、次はどのように話を深めてくるか、続きが楽しみです。2022/10/29

5
戦国ものを読む流れで。ほぼ花の慶次と同時代であり、よってどうしても後々の混迷がチラついてきてしまう。この転生者の戦国時代知識が薄いからこそより悲壮感が強くなりそうではある。まあ3巻打ち切りっぽいですけども。奥方に仕える少女、そして美容というのはニッチさがあって、そこに魅力は当然ある。悪くない。2024/10/29

なぎ

5
アラサー美容マニアの主人公が本来は地震で亡くなる筈の戦国大名・山内一豊の娘・与祢として生まれ変わることに。前世での美容知識を駆使して豊臣秀吉の正室・北政所に仕えることになったが···。戦国時代で現代の美容知識を応用するという設定が興味深かったです。紀之介との淡い恋の行方も気になるところ。子供が出来なかった北政所の苦悩が切実で、それでも正妻として秀吉の為に与袮の出仕を願う姿勢が立派でした。それと同時に「お与袮の格別になりたい」と子供のように駄々をこねる所が可愛らしくて完全にギャップ萌えでした。2023/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20143009
  • ご注意事項

最近チェックした商品