延びすぎた寿命 健康の歴史と未来

個数:1
紙書籍版価格
¥3,190
  • 電子書籍
  • Reader

延びすぎた寿命 健康の歴史と未来

  • ISBN:9784309228532

ファイル: /

内容説明

人類の寿命は後退期に突入した!? 平均寿命が30歳だった18世紀から、現在の長寿社会まで、寿命の引き延ばしの歴史。生物学、医学、環境、行動の4つの角度から検証した画期的な本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

17
フランスの医学者が産業革命期以降の出生時平均余命/寿命の変化について分析し、寿命の伸び及び近年の停滞の寄与要因を提示。併せて近未来における人類の方向について提言を試みる。事柄の性質上データは西欧の幾つかの国しか用いられないのは当然だが、インドや東アジア世界など彼らの教養外の事象については触れられない。産業革命で都市の環境が劣悪となり寿命は一旦低まるが、その後衛生思想と栄養向上で19世紀に至る。次いで薬剤の普及。医療その物が寿命に寄与するのは最近の事だ。その後近年英米での肥満増加による寿命停滞が分析される。2022/10/08

dokusyotyu24

9
副題の通り人間の「健康の歴史と未来」について述べた一冊。本題の『伸びすぎた寿命』という題は、少し本文からずれている。本文内では人間の寿命が「伸びすぎた」といった議論はしていないので注意。趣旨としては、過去人間の寿命は延びてきたが、今後はその延びは小さくなり、また社会・自然環境によっては、寿命は短くなるだろうといったところ。著者はフランス人で、議論の中心は欧米の事例である。日本ではよく聞く「健康寿命」の議論はなく、少し意外に思った。2023/01/09

yo_c1973111

5
西欧で平均寿命が飛躍的に延びはじめたのは1750年以降で、その要因は医学ではなく公衆衛生の確立に向けた変移とと同期する。乳幼児の死亡率が大きく改善されたということだ。その後もパンデミックの発生とワクチンという考え方によって都市化(工業化)のネガティブな要素を上回ることで継続的に延長してきた。詳細なデータの精査により納得させられるのだが、Ⅲ部はいくぶん憶測と期待値によって語られる。近代の慢性疾患(生活習慣病)により、寿命の上昇カーブは衰退気味だが、いずれにせよ「延びすぎた...」のタイトルとは符合しない。2022/11/13

Shori

2
1.感染症が猛威を振るった微生物の時代。啓蒙思想と産業革命が衛生運動につながり、ゆるやかな改善をもたらす。2.大戦後は先進国で平均寿命が65〜70歳になる医学の時代。慢性疾患との闘いは、生物学、医療、公衆衛生全ての面で行われてきている。 感染症撲滅の夢をみた時代があったことに驚きだが、進化続ける微生物に人間が勝てる見込みはない、パンデミックも予想不可能、とバッサリ。むしろ影響が大きいのは、健康格差など公衆衛生の枠超えた政策・社会運動と期待を寄せる。2023/04/09

takao

2
ふむ2022/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19427117
  • ご注意事項

最近チェックした商品