ハルキホラー文庫<br> 怪の放課後 実録怪談

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ハルキホラー文庫
怪の放課後 実録怪談

  • 著者名:黒木あるじ【著者】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 角川春樹事務所(2022/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758438346

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内容説明

「学校」という言葉に、懐かしい思い出を持つ人は多いだろう。けれども学校はまた恐怖を生み出す場所でもあるのだ……。階段の暗がり、進学問題で自殺した同級生、プールの幽霊、暴力教師に霊感少女――。集団生活を送る学校とは、心の闇を醸成する霊的スポットなのだ。今、学校に通う学生も、かつて学生だった大人も、決してこの引力からは逃れられない。ホラー界の新鋭が送る「本当にあった」実録学校怪談。いよいよ登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

146
黒木あるじさんの人気のテーマ「学校の怪談」全44話を読んで私自身は怪異の体験は全く無かったですが、遠い昔の学生時代を思い出して懐かしい気持ちにさせてもらえましたね。今回は心を打たれた話二題を紹介します。『参観日』母親を癌で亡くし元気のない生徒が授業参観の日に先生から指名され彼が答えずにいると急に「なおゆき」と彼の母の声が飛んで彼が正解を口にする。やがて教室には父兄の拍手の音が鳴り渡った。『運動会』父を亡くした生徒が親子リレーで担任の先生と走り逆転一位でゴールする。後日写真に写った先生は父の顔になっていた。2020/07/04

ラルル

31
階段の踊り場に足を見たとか、学校のトイレで男を見たとか。怖い挿絵を入れてあったりして、中身は中学・高校生向けだなと感じました。子供の頃に読んだ学校の怪談を思い出します。黒木あるじさんだと思って読むと物足りないですが子供向けだと思えばこのぐらいが調度良いのかも。2015/07/27

myunclek

28
ありそで無さそな学校を舞台にした怪談話。怖がらそうとする過剰な脚色が無く淡々と伝聞形式で語られるのが、何とも怖いですね^_^2014/10/19

ネムコ

21
いわゆる学校の怪談。でもバラエティに富んでいて面白かったです。下駄箱に入っていた、自分の父親あてのラブレターの話が重苦しかったです…。2016/07/12

hannahhannah

16
学校に纏わる実録怪談。「日誌」と「恋文」がミステリアスで不可解なまま終わってて面白かった。「体罰」の暴力教師がクズすぎて気分が悪くなった。暴力をふるう教師なんて犯罪者と同じだ。それも性犯罪者や幼児虐待をやるような奴らと同じレヴェル。反撃されないことを見越して暴力を行使するんだから。教育と称している分、もっと性質が悪い。2017/02/08

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