内容説明
本郷梨の木坂の歌占師・戸田露寒軒宅の手伝いをしながら代筆屋を営むおいちは、なんとか客を増やそうと心を注いでいた。そんなある日、日本橋大伝馬町の紙商小津屋で、おいちが再会を夢見る許婚・颯太の姉・七重とそっくりの声を耳にする。一方、代筆の客を紹介してくれたお絹の娘で、火付けで死罪となったお七の墓が近ごろ荒らされていると聞き、見張りを申し出たおいち。おいちと颯太が結ばれる日はやってくるのか――。真心をこめて代筆するおいちの文が、人と人との絆を結び、縁をつなぐ大好評連作時代小説、第三作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
36
今回は七重、颯太サイドのお話もあった。露寒軒の家族のお話、美雪の元旦那の話も。再び八百屋お七の話では、かつて他のシリーズでも登場したお七のその後が描かれていて興味深い。露寒軒の孫や娘への想いは不器用ながらにも伝わってきた。露寒軒の奥様のお心の広いこと。美雪と元旦那の話はキュンとしたなぁ。もう交わることの無い人生かもしれないけど幸せになって欲しい。2021/10/23
kagetrasama-aoi(葵・橘)
33
「代書屋おいち」第三作目。颯太の姉夫婦の正体に驚愕しました。そう言う設定必要なの?と言う疑問も持ちますし…。露寒軒と孫の柚太郎との関わりや、小津屋の美雪の婚礼の話などで使われる和歌も素敵。タイトルに通じる建礼門院右京大夫の和歌でおいちの人の心を察する場面も凄く心うたれました。次作が最終巻とのこと、七重夫婦がどんな役回りになるのか不安です。良い結末になりますように。2020/12/23
坂城 弥生
32
七重たちの自分勝手さにただただ腹立たしかった。最終話が楽しみなような、不安なような…2019/09/09
のびすけ
25
シリーズ3作目。颯太と七重姉弟の消息と、おいちをおいて姿を消すことになった経緯が明かされる。七重が意外な人物だったことにびっくり!露寒軒の娘・お凛とその息子・柚太郎の物語、小津屋の美雪さんと元夫・新右衛門の物語にも心を打たれた。七夕の夜においちが紡いだ句「君が行く道はいずこへ続くとも 契りたがはぬ星合の空」。おいちと颯太が再会できること願って、いよいよ完結編へ!2020/10/04
ごへいもち
19
う~ん、歴史上の人物が入ってこないほうがいいんだけどなぁ2023/11/19
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