内容説明
「ファラオの密室殺人事件、というわけか」
日本での事件の後、エジプトへと誘われたII世たち。
彼らを待っていたのは、遥か昔に失われたはずの、もうひとつのアレクサンドリア大図書館。そして、その大図書館を探索せんとする、時計塔とアトラス院の合同発掘調査団であった。
大図書館で起きた奇妙な事件を解き明かすべく、エルメロイII世とグレイは探索に加わることを決意するのだが――。一方、エルゴたちの前にもアトラス院の年若い錬金術師シオンが現れていた。
海と砂漠、神代と現代とが交錯する『ロード・エルメロイII世の冒険』第四巻!