- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
たった17音。ゆえにわずかな違いで凡句が名句になりうる俳句は、言葉本来の技と力が最大限に発揮されている。原句・推敲・添削の三段階を実例で紹介。「言葉の魔法」ともいうべき日本語のすごさがここにある!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さやか
0
とにかく勉強になった!2024/06/26
せき
0
推敲の大切さがよくわかった。拙速に見切りをつけず、考え続けることが重要。2023/11/17
青木
0
己から遠いものを読むシリーズ。 存在は身近だが、内容をよく知らない俳句の世界に入ってみる。一般読者が思いついた瞬間の原句があり、推敲を重ねて成句となる。著者が更にそれを推敲し、様々な方向性を提案するという構成。原句を詠み、何かが引っかかり、辞書をめくって言葉を付け替える。でもやはりおかしいので、今度は視座を変える。すると詠んだものの別の表情が浮かび上がってくる、という発見のカタルシスを追体験できる、面白い一冊。観察力は人生を豊かにしそう。2022/11/02