内容説明
応仁の乱以降の中世日本は、まさに戦乱の時代であった。民衆は、殺害、略奪、放火の危険にさらされつつ、無法地帯を生き抜いていかねばならなかった。戦国大名も自身の野心のためだけに行動できたわけではなく、「国を静謐せしめる」(平和の秩序を回復する)ことにその存在意義が求められた。「土一揆」から「宗教」、「天下人の在り方」まで、この時代の現象はすべて平和を願い、なんとか乱世を生き延びようとした民衆の姿と切り離して考えることはできない。「乱世の真の主役としての民衆」を焦点とした戦国時代史。
目次
戦国乱世に生きる――はじめに
1 土民の蜂起
土一揆にかかわる人びと
村落にとっての土一揆
飢饉と足軽
戦乱の主役たち
2 一揆と村
国一揆の平和
村の自検断
本所領の平和
3 戦国の大名・戦国の将軍
国を掌握する大名たち
自治と自力の組織
京都町民の支配者
4 宗教の力
乱世に求められた信心
一揆の教団
「百姓の持ちたる国」
信心の平和
5 戦乱のなかの信仰
世俗と共存する一向一揆
家の信心
キリシタン信仰の広がり
主従関係にみる一揆
宗教現象としての社会
6 織田信長の入京
信長の「天下布武」
室町幕府の崩壊
天下人織田信長
7 統一への道
大坂籠城と勅命講和
安土宗論
戦乱の終息
自律の社会――おわりに
ちくま学芸文庫版へのあとがき
参考文献
関係年表
索引
-
- 電子書籍
- 天使☆騒々 RE-BOOT!【分冊版】…
-
- 電子書籍
- 【単話版】ゼロの魔術師~Sランク勇者パ…
-
- 電子書籍
- テキサスの真珠 1【分冊】 10巻 ハ…
-
- 電子書籍
- うそつきリリィ 17 マーガレットコミ…



