私の胎の中の化け物（１）

著者名：中村すすむ【著】

講談社（2022/08発売）

• ISBN：9784065289600

内容説明

解き放たれた、私の中の凶暴性。
貴方の中の“悪意”が目覚める、衝撃のサスペンス!！

優等生で、先生からの信頼も厚い女子中学生の神城千夏。友達とも仲良く、誰のことも嫌いになんてならない幸せな日々を過ごしていた…はずだった。しかし、千夏は気づいてしまった。担任の塚田のことが嫌いだと、周りに対してとてもいらいらしていることを。フタをして、見ないふりをしていた自分の気持ちを自覚した時、千夏の中にいた“化け物”が暴れ出し、本性を現し始めた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[悠遠]

少女の中の黒い感情が溢れ出る。 全体的に嫌悪感をむき出しにするような内容。嫌いな教師を筆頭に壊すことにハマった少女が獲物を見つけて腹の中の黒い感情を楽しむ話。絵は雑だがあえてのこれなのかも。面白さとしてはこういう作品に在り来りな感じだけどどんでん返しがあるのかな。

2022/12/24

[RoughMagician]

こういう物語好き。内から漏れそうなナニカを、生理現象で表現してる事に、生々しさが追加されてより不気味に思えた。

2024/07/21

[きのと]

こういう系ね。この絵柄だったらもうちょっと狂気的でもいいのかな。内容はあれだけど作風はわりと行儀良いというか

2024/01/22

[ak]

線が多い絵。最初のうちはキツい。後半は別の意味でキツい。これからどうなっていくんだろ。

2023/11/17

[ripple]

家庭環境のせいで歪んでいるイイコな委員長が悪意を持って悪意を煽る　素晴らしい人間はこんなにも醜いものなのだとよく見せてくれる 「ちっ、なにもしねーのかよ」

2023/02/09