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内容説明
【むかし、どこかに半分置き忘れてきたお化けの魂。
ここにあったのか。 京極夏彦】
WEB上で話題騒然の岡田索雲妖怪読切シリーズ、待望の単行本化!! 描き下ろしの表題作『ようきなやつら』40P収録!!
怪異なのは、この物語か。それとも、我々が生きるこの世界か。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
venturingbeyond
35
SNS経由で知り、すぐ地元書店で購入。妖怪を主人公とするどの作品も、主題は人権問題。中でも、世評の通り『追燈』が出色。他のレビュワーの感想でも繰り返し触れられているが、見開き10ページの各ふきだしは、隅から隅まで目を逸らさず読むべきもの。参考文献に藤野先生の『民衆暴力』や『九月、東京の路上で』もあげられており、加害者側の言動のリアリティが何によって裏づけられているかもよく分かる。好き嫌いがはっきり分かれる作品だろうが、ぜひ多くの人に読まれてほしいところ。2023/09/08
たまきら
34
先日無料で読んだ「追燈」がよかったので、まとまった単行本を手に取りー読み終わってまさにキツネにつままれたような気持ち。オーウェルの動物農場なみに、様々なことが陽気な妖気の容器に二層三層に覆われている感じ。性的同意(夫婦間レイプ)。グルーミング。外国人排斥。引きこもり。家父長制(MeToo)、関東大震災の際の朝鮮人虐殺、社会の生きづらさ。現代社会のひずみを妖怪で描くこの作品ー水木先生もびっくりでは。いや~久々にドカンと来るマンガ読みました、素晴らしかった。2026/09/08
活字スキー
20
カマイタチ、サトリ、カッパ、バケネコ、ヤマンバ、チョウチンコゾウ、キュウビノキツネ。現代日本にいまもどこかでひっそりと生きている(かもしれない)妖怪たちを描いた短編集。ギャグに振り切った押切蓮介とはまた違う形でユーモアを交えながらも、陽のあたる場所では生きられない、生かしてもらえない彼ら彼女らに仮託された悲しみ、苦しみ、生きづらさはなかなかに生々しく重い。どのエピソードもひと捻りふた捻りが効いており、コンパクトでも解釈のしがいがあるものが多かった。2023/10/15
とんかつラバー
10
広告で気になったので購入。雌のカマイタチや母カッパが妙に色っぽい&昭和感が良い。けどちょっと社会派に引っ張りすぎな感じなのでもうちょっとさりげないほうが良かったような。2022/11/24
aof
8
可愛らしい妖怪のオムニバスかと思いきや、意外と心に刺さるな。関東大震災の話とかは、見開きのボリューム感に圧倒された。あれは圧倒される表現が良いんだと思った。圧倒されるほどの差別があったんだと思い知った方がいいんだろう、わたし。 全部の話に思い当たる節があるし、わかるわ〜と思った。 おもしろかったな。2023/01/07
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