地理学で読み解く流通と消費

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地理学で読み解く流通と消費

  • 著者名:土屋純【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ベレ出版(2022/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860646950

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内容説明

「地方の百貨店や商店街はなぜ衰退しているのか」「コンビニはなぜ集中出店するのか」「ユニクロはなぜロードサイドから都心部に展開するようになったのか」「イオンはなぜ田園地帯に出店したのか」――これらは皆、地理学的知見で説明できるといったら驚かれるでしょうか。実は流通や消費は、自然環境や都市構造・交通網といった地理的な要因によって、少なからず影響を受けています。本書では、コンビニ・スーパー・家電量販店など様々な小売の出店・販売戦略や配送システムなどについて、その実態と変化を地理学的な観点から明らかにしていきます。また、「シャッター商店街」「買い物難民」、災害時の流通などの問題、そしてネット通販など変わりゆく流通・消費の現状と未来ついても迫ります。私たちに身近な小売・流通はどのようにして成り立っているのか。ビジネスマンの教養としても役立つ一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポップノア♪@介護奮闘中。

61
身の回りでいつの間にか起きている街の変化を地理学的な視点から明らかにする本書。失礼ながら興味深い項目のみ読み流しました。コンビニはなぜ集中出店するのか。ミニスーパーとネットスーパーの戦略。「狐や狸が出る所に出店せよ」イオングループの戦略。地方圏の買い物先は維持できるか。あまり売れない商品も販売するアマゾン。地方百貨店閉鎖の理由。コンビニの配送は多頻度かつ小口で行われる。あと、宮古島にコンビニが出来たのは「宮古島はコンビニが無くて不便」と言ったイチロー選手の発言がきっかけとのこと。影響力どんだけ~(笑)2023/06/17

リットン

12
地理学の観点から、現代の流通や小売などを読み解く本で、ジャンルとしてあまり読んでなかったのもあって面白かった。昨今の過疎化や高齢化、コロナなどの影響で、地方を中心に社会資本というか、住民間の関係性が失われているというのは、たしかにそうだろうなぁと思うものの、解決策として、市場を作ったりコミュニティプラザをつくったり場所を用意するだけでは解決しないのだろうなぁとも思う。特に若年層は、周りの手が借りられないのを大変だとは思っても、昔のようなウェットな地域づきあいを求めてるかというと、、、という気もする。2022/11/26

yyhhyy

4
経済地理と呼ばれる分野の享受による商店街やSCの発達衰退の構造を紹介する。やや教科書的。自分は地理学を学んだことがないので普通のマーケティングや出店戦略と違って何がどう地理学ならではなのかはよくわからなかった。2023/07/15

たかぴ

3
流通をビジネス、消費で見ていくと都市と地方、大型店舗とコンビニの変化など過去と現在である程度読めた。2024/01/02

Yoshie S

3
紹介されている事例がちょいちょい面白かった。オガールプロジェクトも紹介されていて見に行ったときからさらに進化しているよう。2023/11/20

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