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内容説明
ゴールデン王の足が、はれあがってしまった。いたいので、王さまは王室に伝わる四季足人形にやつあたり! すると、王さまの足はカエルの足に変わり、自分の足は、庭園にある小便小僧の足に。はやく、足をとりもどさなくては――。王さまは、侍女見習いのネコのプーニャと、小便小僧と旅に出た……。
●時計職人のわしは、とんでもないものを見てしまったのか? 王室の居間にある古い柱時計をひらいたとき、つばさの生えたふたりの天使と、「シースルダーベ監視室」の文字を見たのじゃ。このときから、王さまは足をわるくされてしまった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
41
ゴールデン王は『十二か月』の頃と比べるとかなりおじさんになっておられる。自分の足を労ってやらなかったせいで足を取り替えられてしまうという発想が面白い。カエル足になったり、カニ足になったり大変な王さま。小便小僧とプーニャの恋の行方も非常にリアル。自分勝手な小便小僧が妙に人間臭い。おしっこぼっちゃまはキラップ女史じゃなくても吹き出してしまう。2024/05/20
昼夜
27
私は生まれてからずっと四季を感じるのは気温と天気だけなんだと悲しい気持ちになります。旅行先の景色も素敵ですが日常生活でも感じたいとクレヨン王国を読むと思います。2012/12/15
たぬ
12
☆4 うわあ野蛮! 言葉巧みに鳥を騙し水を張ったかめに落とす→ゆで殺して翼を奪うっておい。しかもそれは天使の地位を取り戻すため白い翼が必要だからってんだから。そりゃ堕天して小便小僧にされるよなあ。もうギャグとして楽しまないとだめだこの国。後半の雪女三姉妹が出てくるあたりからはまともな感覚になってきました。おしっこぼっちゃまこと小便小僧はずっとクソガキのままでした。2024/12/07
翔(かける)
10
初めてのゴールデン王が主人公のお話は、すごくおもしろかった!自分勝手な小便小僧のせいで原因不明な足の痛みに耐えた挙句、四季足人形を粗末に扱ったバチがあたり、カエルの足になってしまった王さま。鳥から羽をもぎ取って天使界に戻ろうとする小便小僧、彼と添い遂げたい猫のプーニャと一緒に四季を巡りながら、自分の足を取り戻す旅に出る。プーニャが可愛かった。これまでのクレヨン王国シリーズの中で、一番好きかも。2023/09/10
あき☆ブラック・ベア
3
私はクレヨン王国の王族が旅する話が好きなのかなぁ?今回の話もめちゃくちゃ面白かった。王様の番!ところで私、大人になってクレヨン王国を十二ヵ月以外ちゃんと読み出すまでゴールデン王様はシルバー王妃似のスラッとしたイケメンクレヨンだと思いこんでた。何度も読んだしたぶんイラストも見てたはずなのに。最近ずっと何度かクレヨン王国の王様を見てやっとこの王様に認識を改めた。出だしは大変な王様だけど旅はとても楽しい。旅仲間ふたりの恋愛が上手くいって良かったなぁ。王様は旅でなかなかの機転を発揮した。夫婦で似てるかも。2024/07/29
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