内容説明
大木毅監修・シリーズ〈人間と戦争〉1 監訳・解説:笠井亮平(岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員) 1945年8月15日、太平洋戦争は終わった。だが海外各地の数百万の日本軍兵士にとって、それは新たな戦いの始まりだった。降伏交渉、戦犯裁判、そして帰国までの長い年月。現代アジアの政治・経済的地図はすべてこの夏に起因している――歴史転換期を克明に描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シリウスへ行きたい
78
何百万という日本人が銃を持ち、軍人として戦う異常事態、通常の生活から離れ、いつ、どこで、どういう死に方をするか不明な状態、しかも、おそらくは勝てない戦争である、多くの者が食料さえ十分でない戦地あるいは国内での悲惨な戦争、無謀な戦いを始め、勝てないにも関わらず戦いを続けさせた天皇以下政治家、官僚、裁判官も含めた司法、そして最悪な軍人、勝てないと究極の存在、誰も責任を取らない。ただ不運な立場に置かれた戦犯として処刑、服役した人々、思い返す必要がある。名誉回復を考えないと、うかばれない。悪者仕立てにしていいのか2025/07/26
八八
2
本著は古いが、外地の終戦について描いている点で一読に値する。つい、8月15日に戦争が終わったと想像してしまうが、そうではない。例えば、仏印では、独立を目指すベトミンの活動に対し、英仏軍は、日本軍の武装解除よりも鎮圧を実施する事態になる。なお、本著では、詳述されないが、英軍指揮の下、降伏した日本軍が作戦に参加している。インドネシアでは、過激な独立派が、降伏した日本軍や在留民間人を襲撃する一方で、日本兵がオランダに対する蜂起に参加するといった様子もあった。このような、終戦の混沌とした面を、本著は教えてくれる。2025/12/29
あーしぇ
1
8月15日、読了2022/08/15
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