「正義の戦争」は嘘だらけ!ネオコン対プーチン - スペイン内戦からウクライナ戦争まで

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

「正義の戦争」は嘘だらけ!ネオコン対プーチン - スペイン内戦からウクライナ戦争まで

  • 著者名:渡辺惣樹/福井義高
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ワック(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898318720

ファイル: /

内容説明

プーチンのウクライナ侵攻には「正当性」はなくとも「理由」はあったのか?
「英米=正義」の「戦争プロパガンダ」を検証する

(本書の主な内容)
第一章 米ネオコンに操られるウクライナ戦争
超党派で構成される米ネオコンのさまざまな策略によって勃発したウクライナ戦争。
その実態を的確に分析せずに、日本国が、単純に反ロシアにのめり込むのは危険だ。

第二章 繰り返される「1984」的な「戦争プロパガンダ」
戦争報道につきものの「プロパガンダの罠」に嵌まって正常な思考力を失う大衆。
誰が何のためにフェイクを撒き散らしているかを冷徹に分析することが肝要だ。

第三章「正しい戦争」と「不正な戦争」とがあるのか?
第二次世界大戦や朝鮮戦争やベトナム戦争やイラク戦争は「正しい戦争」だったのか。
勝者の視点からのみの戦史解釈を敗戦国に押しつける歴史観は再検討されるべきだ。

第四章 スペイン内戦――共産礼賛史観を修正せよ
スペイン内戦が「民主主義対ファシズム」の戦いだとみなすのは完全な誤認。
ピカソ「ゲルニカ」から始まった共産礼賛史観の嘘八百を徹底的に論破する。

著者からのメッセージ
渡辺惣樹 「本書出版の時点では、ウクライナ戦争の帰趨は確定していない。しかし、今後どのような展開になろうとも、読者には、歴史観の欠けた、あるいは米国ネオコン外交に疎い一般メディアの解説とは違った価値ある視点を提供できたのではないかと考えている」

福井義高 「ロシアのウクライナ侵攻をめぐる、最新の『戦争プロパガンダ』を一つの教材として、現代史を論じ合った成果が本書です。読者が今の国際政治情勢のみならず,その歴史的背景について考察を深めるきっかけとなれば幸いです」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

16
これは陰謀論の本。福井義高青山学院大学教授がそちらの方の陣営だったのかとショック。渡辺惣樹氏の著作は日米対決の淵源をペリー来航まで遡らせており、さすがにそこまで昔だと太平洋戦争には関係ないと思っていた。最初に研究者の「思い込み」があるとなんでも関係あることと思えてしまうのだ。それとなぜペリーからなのか?その前にビッドルという人物もやって来ている。閑話休題。渡辺氏はアメリカの共和・民主両党は「ネオコン」が支配されており、そのネオコンとはトロツキストだという。ヒラリー・クリントンやオルブライトなどがネオコンの2022/10/16

Mark X Japan

9
ものの見方について、考えさせれる内容です。テレビや大手メディアの一方的で単純な見方は、フェイクニュースを事実のようにしています。広く深くとらえていきたいものです。☆:4.02023/06/10

hdo obata

9
ネオコンがロシア・ウクライナ戦争を仕掛けた黒幕だという。世界同時革命を目指していたトロッキストがルーツだという。小生の好きな二人の碩学がいうことに間違いはないのだろうが、正直言って、小生どうしても腑に落ちなかった。湾岸戦争、イラク戦争の引き起こしたのも、ネオコン、これは納得した。そういう見方もあるが、今度の戦争はプーチンが引き起こした侵略であり、ウクライナ側から見れば紛れもない自衛戦争である。という解釈が小生、一番腑に落ちている。でなければ、このウクライナの奮戦、ロシアの体たらくが説明できない。2022/10/03

ムカルナス

6
イラク戦争からウクライナ戦争まで米国の仕掛ける戦争は米国一極支配をめざし他の大国化を許さないネオコンが主導し、偽情報やプロパガンダを流しているとする。ウクライナが絶対善ではないだろうし偽情報もあるのだろうが、ネオコン=悪が大前提の思考回路なのでプーチンを持ち上げ、米国ファーストで戦争には介入しないが同盟国と協調できないトランプの肩を持つことになり、説明できないことは訳が分からない、支離滅裂なことをしていると非難するだけ。一般人の知らない情報や知識を持つお二人なのに何故こんなに偏向してしまうのか?残念。2024/01/23

くらーく

3
個人的には、『正義』『真実』ってタイトルについていると、怪しんで読むようにしています。本書も、タイトルよりも帯の「正当性は無くとも理由はあった!」が中身を表しているようです、たぶん。 ネオコンも一極支配だし、共産主義(スターリニズム)も世界革命でどちらも同じって感じはするけどね。一神教が同根の神を信じつつも、他を認めないと言うのと似ているかも。本の内容は、さっぱり記憶に残らないけど、そんなことを思いながら読了。無辜の市民の殺傷が収まる事を切に望みますわ。2024/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20010508
  • ご注意事項