トーチコミックス<br> 1年1組 うちのクラスの女子がヤバい

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トーチコミックス
1年1組 うちのクラスの女子がヤバい

  • 著者名:衿沢世衣子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • リイド社(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845861330

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内容説明

思春期の女子だけに現れてしまう使えない超能力〈無用力〉に
振り回されるクラスメイトが織りなす、エモーショナルな乱反射ストーリーズ。
イラつくと手指がイカみたいになったり、かわいいと思うとぬいぐるみに変身してしまったり…
SNSで話題を集めた、困惑すると髪に花が咲いてしまう“いらない能力ある子の話”収録!
また、「座席表」と「無用力者メモ」も収録しています。
※本作は「うちのクラスの女子がヤバい」1~3巻(講談社刊)を再編集して1冊にまとめたものです。

目次

01 ギッちゃんの目論見
02 扇花と指先
03 点子ポエティック
04 鱈橋くんの師走と新年
05 ミクニさんとおにぎり
06 ふわふわと三機
07 杣川、春宵一刻を知る
08 ふたば+れもん
09 メカブ現像
10 Re:ヤマモト
11 バザールの沐念
12 リュウとランタンの灯り
13 犬釘ノート
14 球体と丹破ちゃん
15 悩める雨々
16 1年1組ウィルコさん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

5
ちょっとー漫画ばっか読んでる男子ー、こんないい作品あるんならもっと早くに言ってよー(怒)。力を込めて捻りだす表現とは異なる、思春期にありがちなうっかりの垂れ流しが外界との接触によって実体化する、そういった表出がここでは「無用力」と表象される。この裏付けがラストのウィルコさんの能力である。本来はかけがえのない日々を繰り返すことで彼女の外見は少しずつ幼くなり、内面は大人に近づいていくが、追いつくことは絶対にない。大人と子どもの区別が片方に折り返しながら再度分節化されていくさまは意外にも『フリクリ』に似ている。2022/08/19

aof

2
この分厚さが好き。 無用力っていうどうでもよさもいい。 自分の中にあるどうにもならなさと付き合うのって難しいけどこんなふうに周りが面白がったり、関わり合ってくれるのいい。2023/03/18

みやしん

2
名画パロディも健在だけど、ちょっと難しかったです。無用力なる力を持つ女子達と、脇ではあるけど男子達の青春の一ページ。さりとて必ずしもベタベタな恋愛方面に特化せず、年頃特有の感情に振り回される瑞々しさはほろ苦くもあり、甘酸っぱくもあり。一冊になったことで、より全編通して散りばめられた伏線の数々を見つけやすくなり、必然的に最終話への集約に驚かされる。思春期とは心の変わり様なり。秘密結社っぽいグループはもっと暗躍して欲しかった。2023/01/17

from83

1
3巻を1冊に再編した、ぶ厚い漫画!既刊の方は知らなかったので初読み。役に立たない超能力=無用力を持つ1年1組の女子たちの青春群像劇。 超能力が、こんなにもバラエティ豊かに、且つ、間抜けに描かれたことは今まで他にあっただろうか? 甘酸っぱい恋愛もちょこっとあり。恋愛描写は苦手な私だが、衿沢さんの作品には素直にキュンとできる軽やかさと真摯さがあっていいな。ハッピーな漫画をお探しの方におすすめします。2022/12/23

1
大変良い。新しいことをさらっと軽やかにやってのけている。男女ともにニュートラル。色んな子たちが至って全員"普通"に存在していること、背景や属性ではなく、その子自体をみること。ついエンタメや実生活だと余計なフォーカスをしたくなるところ、描かないという選択をしたのだなと感じた。2022/11/27

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