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内容説明
60代では約「40人に一人」だが、80代では約「3人に一人」――認知症の有病率、即ちボケる人の割合だ。脳だけでなく健康も見た目も、分岐点は70歳。いつまでも若々しい人でいるか、一気に老け込むかは、60代から70代にかけての生き方で決まる。「老後にコレステロールは必須」「運動は〈走る〉より〈歩く〉」「仕事と勉強は死ぬまで」等々、老年医学の第一人者が「老いを遅らせる正解」を大公開した『老後は要領』を大幅改訂。健康で、人間関係にもお金にも追い詰められない「最高の老後30年」を送るための決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
133
前作の「80歳の壁」から「70歳の正解」を読了。いやぁー素晴らしい!老後必要な事が全て書かれています。「長寿とアンチエイジングの正解」「衰えない脳の正解」「ストレスとうつに負けない正解」「家族円満の正解」「お金に困らない正解」「死ぬまで勉強の正解」終章の「60歳から始める正解」で現役時代に働いた総合計時間より60歳から80歳の自由時間の方が多く、この膨大な時間を有意義に過ごすには勉強するか働くしか無いと提言。趣味や遊びでは2.3年で飽きてしまうと。私はやりたい事がたくさんあって今から老後が楽しみです。2023/01/30
まる
58
今年76歳になった母に薦められるかと思って読んでみた。読んでみると、60歳ぐらいの人にお薦めするような感じだった。老後のためにこうしたらいい、こう考えたらいいみたいなことが書かれていたので。私は今48歳だけど、参考になることが書かれていて、読んで良かったなと思った。同じく和田さんの『80歳の壁』の方が、もしかしたら薦められるかもなので、読んでみたい。2024/05/13
tamami
54
「薬のごと 時に手にする 和田本かな」字余り。著者の和田先生は800冊余の著作を物されている由。著者が本書で強調しているのは、人生100年時代に、「脳と体」の健康を守り、80歳からの最後の20年間を輝かせるための生活の仕方である。第1章 長寿とアンチエイジングの正解、第2章 衰えない脳の正解、というように老後に直面するであろう身体に関わる生活の正解、不正解を多くの具体的な項目を立てて示している。「年をとったら、咬筋を動かし続けよう」、「人の顔と名前を覚える確実な方法」等々「読む薬」として味わうのも一興か。2023/07/29
けぴ
50
800冊の著書がある筆者。今回は退職後の人生設計について。年をとるからではなく覚える気がないから記憶力は落ちていく。まずは老後の不安を"数字"で可視化する。リタイア後自分に課したい義務教育2科目→「予防医学」と「老後の経済学」。「牛乳は毎日飲むよりも、毎日配達せよ」ということわざの真理→働くことが健康に大切。論理的で分かりやすい文章は健在で著書の書き方についての解説もあります。芥川賞作家の若竹千佐子さんが63歳でデビューした話の中の「(夫を亡くして)私は喜んでいる私の心も見つけてしまった」が印象的だった。2024/02/03
明るい表通りで🎶
45
納豆食べて、粘り強く生きよう!植物性タンパク質を、もっとも効果的にとれる食材。週に二つ、年間100くらいは、“初体験”にチャレンジ。あかさたなはまやらわ。歩く🚶噛むサボる食べる和む話す学ぶ役立つ楽観する笑う(^^) 老後は、「不完全主義」で。イライラを沈める手っ取り早い方法=「深呼吸」。stressでストレス解消。スポーツ、トラベル、レクリエーション、イーティング(食べる)、スリープ、スマイル。「牛乳は、毎日飲むよりも、毎日配達せよ」=死ぬまで働くこと。人間の脳は「遊ぶだけ」の時間には耐えられない。2024/10/07