内容説明
Twitterフォロワー6.5万人! 精神科医バク先生最新刊!
「依存メンタル=みんなの心に普通にあるもの」。
推し活、恋愛、SNS、お酒、買い物、仕事、ゲーム……。
幸せにつながる上手な「ハマり方」とは?
読めば人生が活性化し、ワクワクする。
はじめての依存メンタルのりこなしガイド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロクシェ
17
答発【◎】依存という言葉に対して三分割のイメージが持てるようになる本。具体的には「いい依存」「ダメ依存」「依存症(病気)」の3つがあり、いい依存先をたくさん見つけてダメ依存と依存症はなくそうという趣旨です。依存は人間が生きていく上で必ず何かに抱く心のこと。身近な例を挙げると、人間は水や食事に依存して生きています。一番印象的だったのは、依存のしやすさは「親の育て方」や「育った環境」に大きく左右されるということ。投資のポートフォリオのように「いい依存」先のポートフォリオを組んでみようと思わせてくれる本でした。2022/09/12
めぐ
7
何にも依存をせずに人は生きられない。 だが依存症に なると生活に支障を来す。依存先を分割しよう、即ち趣 味は多く持つに限る。それが人生を楽しむ糧となるというお話。生きていると何かにハマり過ぎたり、慌てて距離を置いたりと、感覚的に理解していくが、その過程を明確に文章にしたのは画期的であると思う。失敗する前に読んだ方が良い。ネットで何かを買う前にそれが財布から現金で出すとしても抵抗がないかというのは今後意識したい。人間関係に有効期限がある、 というのは薄々気付いてはいたが、あまり明言されたくはなかったな…2023/02/21
n___syu.
5
買い物の章が好きだった。私はプチ節約依存かな、でも心地いいし上手くやっていると思う。ここから生活レベルを落とすのがキツイから、結婚して家族が増えたら大丈夫かなって心配。色んなものに依存してるから、割と毎日楽しい。2022/08/21
しお
1
読みやすくてためになるとても良い本だった。依存の実例が本当にあるような具体的な状況で良かった。土地や環境への依存、という項目は意外で面白かった。自分が依存していることを認めるのが治療の第一歩ということは覚えておきたい。この本をきっかけにスマホへの依存を本への依存に少しずつ置き換えていったが心身ともに良い感じだ。2023/11/13
あみちゃんこ♀
1
ライトな題名に反して、すごく中身がある本だった。やる気や活力につながる「いい依存」、振り回されて困ってもやめられない「ダメ依存」、医療の介入を必要とするなどの「依存症(病気)」に分けて説明。いい依存は人生の道中で使う杖として取り入れると、人生の歩む力になることを教えてくれました。その杖は一本じゃない方が良いし、頼りすぎると自力で立てなくなるよ、というお話。アルコール、カフェイン、スマホ、買い物、ボランティア、他人からの依存など、怖すぎるし勉強になるお話が満載。ダメ依存になりやすいのは、→コメ欄に続く