スターツ出版文庫<br> わたしを変えた夏

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スターツ出版文庫
わたしを変えた夏

  • ISBN:9784813713012

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内容説明

普通すぎる自分がいやで死にたいわたし(『だれか教えて、生きる意味を』汐見夏衛)、部活の人間関係に悩み大好きな吹奏楽を辞めた絃葉(『ラジオネーム、いつかの私へ』六畳のえる)、友達がいると妹に嘘をつき家を飛び出した僕(『あの夏、君が僕を呼んでくれたから』栗世凛)、両親を亡くし、大雨が苦手な葵(『雨と向日葵』麻沢奏)、あることが原因で人間関係を回避してきた理人(『線香花火を見るたび、君のことを思い出す』春田モカ)。さまざまな登場人物が自分の殻をやぶり、一歩踏み出していく姿に心救われる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メル 6さんとペア画中

23
読了しました✨全作品面白かったです。印象に残ったシーン✨笑うと辛いことがあっても辛くなくなる…でも、笑わないときがあってもいいのかなぁ。無理をしない日があってもいいなぁと思った。心が暖かくなる作品で、もう一度再読したいと思いました。2022/08/28

なみ

15
夏がテーマの青春アンソロジー。全部面白かった! 『だれか教えて、生きる意味を』心に直接流れ込んでくるような文体がエモかったです。 『ラジオネーム、いつかの私へ』新しい挑戦をする絃葉の姿に、前向きな勇気をもらえるお話でした! 『あの夏、君が僕を呼んでくれたから』登場人物、みんな好きです。危うく騙されそうになりました。 『雨と向日葵』笑わない秀才の長谷くんが素敵すぎてきゅんきゅんしました! 『線香花火を見るたび、君のことを思い出す』彼らの恋はどうしようもなく切ないのに、温かい気持ちになれる作品でした。2022/08/01

栗山いなり

8
夏をテーマにした物語を集めた5人の作家による短編集。スターツで宝島社みたいな本を読めるとは思わなかったし、何よりスターツでああいう展開に出会えるとは思わんかった2022/08/14

7
やっぱり汐見さんが一番好きですが、初めて読んで作家さんもいて、おもしろかったのでまた他の作品も読んでみたいと思いました! 同じ「わたしを変えた夏」というテーマでもそれぞれの書き方や捉え方があってとてもおもしろかったです! 「だれか教えて~」(汐見夏衛)の自分が普通すぎて嫌になるっていうのや、「ラジオネーム~」(六畳のえる)の人間関係についていけなくて嫌になってしまうのなど共感できることがとても多く、スラスラ読めました!2022/08/09

アマンダ

2
素敵な短編集にキュンキュンしちゃいました! 2023/12/22

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