空海『三教指帰』 - 桓武天皇への必死の諫言(かんげん)

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空海『三教指帰』 - 桓武天皇への必死の諫言(かんげん)

  • 著者名:藤井淳【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 慶應義塾大学出版会(2022/08発売)
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  • ISBN:9784766425611

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内容説明

空海が命を賭した書――。
本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。
稀代の専制君主・桓武天皇に対する憤りと古来、天皇に仕えてきた祖先への誇り―。
両者に引き裂かれた若き空海が、命を賭して伝えようとしたのは何か?

目次

プロローグ──憤懣の書──
       
第1章 空海の決意──天皇への忠と祖先への孝
 1 空海とは誰か──これまでのイメージ
 2 来歴──誰に向けて書かれたか
 3 時代背景
 4 空海の時代の儒・道・仏

第2章 『聾瞽指帰』を読み解く
 1 表と裏のメッセージ
 2 儒教の篇──暴君は誰か
 3 道教の篇──風狂の隠者たち
 4 仏教の篇──真の忠孝とは何か

第3章 忠孝の行く末
 1 『聾瞽指帰』のその後
 2 密教との出会い
 3 完成の日──天皇即位の伝承
 4 忠孝の行く末


主要参考文献
あとがき
図版出典一覧

感想・レビュー

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Go Extreme

2
憤ふん懣まんの書 空海の決意─天皇への忠と祖先への孝: 空海とは誰か─これまでのイメージ 来歴─誰に向けて書かれたか 時代背景 空海の時代の儒・道・仏 『聾ろう瞽こ指しい帰き』を読み解く: 表と裏のメッセージ 儒教の篇─暴君は誰か 道教の篇─風狂の隠者たち 仏教の篇─真の忠孝とは何か 忠孝の行ゆく末すえ: 『聾瞽指帰』のその後 密教との出会い 完成の日─天皇即位の伝承 忠孝の行く末2022/05/28

かーんたや

0
来世という概念があるから儒教や道教より仏教が優れているとした2023/03/25

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