内容説明
希望はある、愛と大地と人びとのなかに
全体主義国家によって分割統治された近未来世界を描く、世界的ベストセラー『一九八四年』。
ビッグ・ブラザーが支配する徹底した監視・管理社会で、独り闘争をしかける、我らが主人公、ウィンストン・スミス。
「ポスト真実」の時代を先取りしたディストピアに、希望はあるのか。
目次
序
Ⅰ 『一九八四年』はどのようにして書かれたのか
1 ジュラ島のオーウェル
2 『ヨーロッパで最後の人間」(仮題)の構想と執筆
3 『一九八四年』の刊行と出版直後の評価
Ⅱ 何を書いたのか
1 「窮乏の時代」とオセアニア国の表象
2 「ライター」、そして「X」と「Y」――ウィンストンとジュリアの愛、同志オブライエンの奇妙な愛情
3 春と独裁
4 「ニュースピーク」の効用
5 ユダヤ人表象の問題
6 プロールに希望はあるか
Ⅲ 人の生をいかに捉えたのか
1 「権力の司祭」の信仰
2 「人間らしさ」と「人間性」(そして「動物性」)
3 「嘘」の暴露と美的経験
注
あとがき
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