オーウェル『一九八四年』 - ディストピアを生き抜くために

個数:1
紙書籍版価格
¥2,420
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

オーウェル『一九八四年』 - ディストピアを生き抜くために

  • 著者名:川端康雄【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 慶應義塾大学出版会(2022/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766425574

ファイル: /

内容説明

希望はある、愛と大地と人びとのなかに
全体主義国家によって分割統治された近未来世界を描く、世界的ベストセラー『一九八四年』。
ビッグ・ブラザーが支配する徹底した監視・管理社会で、独り闘争をしかける、我らが主人公、ウィンストン・スミス。
「ポスト真実」の時代を先取りしたディストピアに、希望はあるのか。

目次



Ⅰ 『一九八四年』はどのようにして書かれたのか

 1 ジュラ島のオーウェル
 2 『ヨーロッパで最後の人間」(仮題)の構想と執筆
 3 『一九八四年』の刊行と出版直後の評価

Ⅱ 何を書いたのか

 1 「窮乏の時代」とオセアニア国の表象
 2 「ライター」、そして「X」と「Y」――ウィンストンとジュリアの愛、同志オブライエンの奇妙な愛情
 3 春と独裁
 4 「ニュースピーク」の効用

 5 ユダヤ人表象の問題
 6 プロールに希望はあるか

Ⅲ 人の生をいかに捉えたのか

 1 「権力の司祭」の信仰
 2 「人間らしさ」と「人間性」(そして「動物性」)
 3 「嘘」の暴露と美的経験


あとがき

最近チェックした商品