内容説明
600ページを一気読み!!!
どんでん返しは
何回あるのか!?
終戦直後と現代が複雑に絡み合う
驚愕と感動のミステリ巨編!
話が四転五転六転する!?
絶望の泥沼からの脱出!
事故で妻を喪い、
失意のどん底にいた大学講師・松嶋は、
自殺した作家の未発表手記を入手。
離れ離れになった娘と一緒に暮らすために、
作家の自殺の真相を究明し、名を上げようとするが……。
複雑に絡み合った謎の果てに辿り着いた真実とは?
旧字旧仮名づかいの作中作が現代語となり
圧倒的なリーダビリティで生まれ変わった、
圧巻のミステリ巨編!
解説/野地嘉文
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobby
72
「君、馬鹿だね」意外な人物から唐突に発せられた言葉に思わず納得して苦笑(笑)自虐という名で女心が分からないのも罪だなと...酔った勢いで風俗に行ったことから降りかかる悲劇。しょうもない理由から最愛の者を失った現実からの回帰に向けて課せられたのは、50年以上前のマイナー文豪による自殺の謎解き!作中作な手記で語られる内容も現在の絶望に劣らず悲愴感たっぷり!徐々に事実が判明していくのを追うのは面白い!時空をまたいだ人物相関は混迷極めるけど...あれこれ振り回された結果、たどり着く真相が導いたのは狂気と純愛...2025/07/19
坂城 弥生
50
グッと引きこまれて分厚かったけどあっという間に感じたけど、やっぱり500ページ以上の作品は出来れば上下巻に分けて欲しいなぁ… 作品は底知れぬ悪意が怖かったです。2022/08/10
ω
48
こちらの現代語版では、250ページ近い旧仮名をやめて読みやすくなっているそうなω にしても、大作だけどスピード感ある‼️小説内小説の、そっちの方が個人的には好き😳 さすが貫井先生。一気だぜ!2023/04/13
M
38
久しぶりの貫井さんの著書。分厚いけどスイスイ読めた。黒幕が誰か知れず二転三転、松嶋は性格なのか世間擦れしてないせいか、なんかいつもポイントがズレていてやきもきさせられる。結局黒幕そんな人!?長編でワクワク読んできただけに少し拍子抜け。でも貫井さんの小説らしかった。好きなんですよね。次は「罪と祈り」を読もう。2023/04/13
さち@毎日に感謝♪
28
厚みがちょっとした鈍器本。作中作が長くてそれだけで1冊の本になるんじゃないかと思いました。結末に向けて二転三転する展開は面白かったけど、読むのに疲れる作品でした。2023/05/07
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