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内容説明
キャッシュレス決済やブロックチェーン技術など,中国では目をみはる勢いでデジタル化が進展している.そこには日本からは見えない民間と大学の重要な役割があった.「創業・創新」の中核を担う清華大学に籍を置く著者が,豊富な事例をもとに中国式DXの現状と課題を掘り下げ,日本が学ぶべき点を提示する.
目次
はじめに
第1章 いつの間にか日本の四倍。中国経済のいま
日本にとっては一番の商売相手
さらなる拡大のために求められる内部の進化
第2章 中国式イノベーションの土壌を歩く
新たな組み合わせが新しい価値を産む
不便な生活インフラがネットビジネスの肥料に
肥料のない土壌で苦戦する日本のキャッシュレス
旺盛な創業意欲がネットと出会う
第3章 創新・創業を支える大学コミュニティの内側
大学で孵化する起業家たち
寛容と挑戦を重んじる風潮
中国市場への橋頭堡とする外国企業
大学と外部を げるサイエンスパーク
中関村 教育区が一大創業区へ
過熱する証券市場からも流れる資金
第4章 ブロックチェーンに注力する民と官
蟹もワインも本物を保証
規制も国境も越えるたくましさ
理念を軸に経済圏を創造するリーダーたち
デジタル人民元で中央集権の強化へ
第5章 諸刃の剣を巧みに扱う政府
管理下での容認
巨人を手懐けられるか
独禁法を振りかざすも本気度は?
政治闘争の様相が色濃く
デジタル経済の要の半導体は内製化を推進
日本の教訓は生かされるか
「一帯一路」もデジタルで拓く
第6章 日本にも「プラス」とできるか
何のためのデジタル化なのか
新しい市場を開拓するために
中国への心理的距離と国内の空気
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
崩紫サロメ
さとうしん
nagoyan
p31xxx
つまみ食い