内容説明
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教科の本質を踏まえた「主体的・対話的で深い学び」を全ての学習者に保障する「真正の深い学び」はいかにして可能となるのか。その鍵は「対話指導」と「振り返り指導」の実践にある。忙しい日々のなか、従来の授業研究の限界を乗り越え、なんとかして「深い学び」を実現しようとしている教師たちにおくる、教科の本質を踏まえた「究極の授業づくり」へのヒントを凝縮した一冊。2019年初版発行、好評書の改訂版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あべし
1
今の自分に随分とヒットする内容であった。深い学びを実現するために、ふりかえりは必至である。しかし、そのふりかえりも質の高いものでなくては効果は薄い。「本当に相手のことを理解しよう」「今の課題に全力でぶつかっていこう」という本気さがなければ、ふりかえりは非常に薄っぺらいものになることがわかった。その第一条件として挙げられるのが、「考える文化のある教室」に育てていくことだと思う。 本当に分かっているのか。本当に相手の言っていることを理解したのか。その説明で、理解を広げたり深めたりできるのか。楽しみたい。2024/08/02