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内容説明
覆面の異常者”黒い人”による監禁、拷問、そして次々に語られる超恐怖怪談!!!死ぬ間近に見るという“手鏡”……人を呪えるおまじない……日本を裏で動かしてきた一族……人の死を予告する少年の幽霊……心霊…都市伝説…オカルト…“異本シリーズ”史上激恐MAXのオムニバス怪談コミック!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
9
今回も捕まった人がマスク被った兄ちゃんに怖い話を聞かせられて、拷問される。やや控えめながらも約束されたテンプレホラー顔が爆裂。カンパオ・チキンみたいな肉を食べるマスクの兄ちゃん。2022/08/18
KDS
4
単なる短編集ではなく、監禁された雑誌編集長が、謎の仮面男に怪談を一つ聞かされる度に身体にできる肉瘤を削ぎ落とされ喰われていく…というインターミッションを挿みながら展開するホラー作品。第ニ巻では、無くなったはずの手足が怪談話を聞くごとに再生し、再び出来る肉瘤を仮面男に喰われるという際限なく繰り返される地獄のようなループ。目を覆いたくなるような凄惨なシーンが続くが、逆に目が離せなくなるという矛盾。ラストでは仮面男にある変化が起き始め…?相変わらず気色悪い漫画。なのに読みたくなる。次巻まではまた間が空くのかな。2022/08/06
Fumitaka
1
伊藤潤二先生の「妖艶」さに対し、高港基資先生は正統派の「邪悪」「恐怖」をもってホラー漫画界に君臨している。何が悪しきものとして描かれているかは、描き手の倫理観を逆説的に明示している。外薗先生の原作からこの「絵」を描き出す手腕に関して、自分は高港先生の能力を強調したい。『魔術の効力』『秘密結社』が好きですが最後の猫おばさんがすげえ怖いというかこれは幽霊じゃなく「人間」が果てしなく邪悪な話ですね。第一巻のすれ違いざまに内臓を引き抜いてくる餓鬼も相当に怖かったがこの猫おばさんも絶対に遭遇したくねえ。2023/07/09