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内容説明
ある夜、ぼくの部屋に飾られた一枚の絵から、白い馬が飛び出した。馬が駆けた後は、雪が溶け、花が咲き、春が訪れる。ぼくは星の線路を走る雲に乗って、馬を追いかけ…。不思議な体験を美しい絵とともに描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももたろう
21
辺り一面、雪に覆われた寒空の下で優しくほほえんでいるような一頭の白馬。額縁に収まる絵の世界から軽やかに飛び出し、山々や大空を自由に駆け回る。その姿はまるで春一番のよう。白馬が駆け抜けた後に広がる不思議な世界に心が踊る。縦書きの文字も新鮮に感じられた。2022/11/01
ツキノ
19
【やなせたかしの名作えほん】1976年12月初版、2022年7月新装版発行。絵から飛び出した白い馬をぼくが追う。『詩とメルヘン』を思い出させる作品。最後がすてき!【36】2023/03/26
ヒラP@ehon.gohon
16
絵から飛び出したしろいうまと一緒に春をさがす旅です。 やなせたかしさんのやさしさがいっぱいのファンタジーです。 お話と絵の美しさにうっとりしてしまいました。 心が寒くなったときに、温めてくれそうなしろいうまでした。2024/07/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
ぼくの部屋にある絵の中のしろいうまが、ある日飛び出していった。ぼくはしろいうまをおいかけると、次々に春を呼び込んでいるような…。しろいうまが走るごとに起こるファンタジー。あとがきにあるように、しろいうまの絵が最初と最後で変わっています。2023/11/22
ヒラP@ehon.gohon
7
やなせたかし展で読みました。2024/07/14