山と溪谷社<br> 山岳ドクターがアドバイス 登山のダメージ&体のトラブル解決法

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

山と溪谷社
山岳ドクターがアドバイス 登山のダメージ&体のトラブル解決法

  • 著者名:木元康晴
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 山と溪谷社(2022/07発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635490603

ファイル: /

内容説明

膝、腰、足首の痛みから、高山病、熱中症、低体温症、凍傷、皮膚のトラブルなど遭難につながる病気やケガ、さらに心疾患や生活習慣病にいたるまで、山が好きで、登山をよく知る医師たちがアドバイス。


山登りを長く続けてきた人であれば、膝や足首、腰などのトラブルを一度や二度は経験したことがあるはず。
山のダメージは、ほかにも高山病や熱中症、低体温症、凍傷、皮膚のダメージ、そして昨今は突然死なども気になります。
そこで病院にいったものの「登山はやめたほうがいいですよ」というアドバイスをもらったこともあるのではないでしょうか。

しかし、もし診察をする医師が登山に詳しい人であれば、アドバイスの内容は違ったのでは? 
そして、もっと登山者に適した治療が受けられたのでは?

そこで本書では、日々多くの登山者に接している6人の医師に、登山者に向けたケガや病気についての対処法を、詳しく解説していただきました。

登山で体にダメージを受けたとしても、どうすれば山に登り続けられるか。また登り続ける体をどうやって維持していくか。
登山中の苦痛を軽くして、事故を予防するために必読の一冊!


■内容
はじめに

第1章
膝・腰・足首 下半身三大部位の悩み解決のためのQ&A
●膝の疑問編 【全14問】
●腰の疑問編 【全18問】
●足首の疑問編 【全8問】

第2章
遭難につながる病気やケガに備えるためのQ&A
●高山病編 【全8問】
●熱中症・低体温症編 【全20問】
●凍傷編 【全12問】
●皮膚のトラブル編 【全17問】

第3章
登り続けるために知っておきたい疾患の基礎知識
●心疾患編 【全14問】
●生活習慣病編 【全5問】

コラム
1 ケガを治す働きをもつ炎症 
2 自然治癒を待つしかない肉離れ 
3 登山に精通した整形外科専門医師を見つけるには 
4 自分の薬をほかの人に渡してはいけない? 
5 使用には注意が必要な芍薬甘草湯 
6 外傷に対しての応急手当てのポイント 
7 破傷風に注意 
8 小阪医師のマムシ咬傷体験 
9 マダニ媒介感染症よりも多いツツガムシ病 
10 マダニに刺されて獣肉アレルギー 
11 心肺運動負荷試験(CPX)でわかることは? 
12 登山者検診の体験

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niki

4
山歩きを始めたので(まだ3回しか登っていない)読んでみる。 登山に限らず一般的な病気の知識を身に付ける本としても役立つ。高山病や凍傷などは関係ないのでさーっと目を通しただけだけれど、本格的な登山をする方にも良い本だと思う。 体の硬さは諸悪の根源のように感じられた。 登山者検診をやっている病院もあるとのこと。登山中の突然死を防ぐことが目的。面白そうな検診方法だった。2024/02/19

yamareco51

1
ためなった情報 ・日常的にストレッチを行い、関節の可動域を広くしておくと捻挫しにくい。 ・足のつり  登山サークルで予防に芍薬甘草湯を飲んでいる人がいたが、これはNGとのこと。ベストは足を休ませつつ、水分と電解質を補給。芍薬甘草湯がお守りのようになっているけど。 ・破傷風の予防接種も有効。おススメの検索方法で見つけることができた。 2024/11/23

バカボンパパ

1
最近山に登ると膝がすぐ痛くなるので読んでみた。筋力の低下なんですね。筋力を鍛えなければ。膝に関する内容はもうすこしページを割いてほしかった。一般の医者だったら山をやめろと言われかねない症状に対して、山岳ドクターだからこそ、山を続けるためにどうすればよいのかアドバイスがあります。また、高血圧者の登山も要注意なんですね、気を付けます。2022/12/30

モンジー

0
山登りにまつわるケガや病気などについて、Q&A方式で解説。単純に「こうなったら登山をあきらめなさい」というような内容ではなく、どうしたら登山を継続できるかという視点で記載されているのが良い。さすがヤマケイの本。 いろいろと総合的に記載されているが、心臓疾患は怖いと思ったし参考になった。2023/02/26

デカゴジラ

0
登山に伴う体のトラブルを、分野別に専門のお医者さん監修で、解決策をQA形式でまとめた本。肩腰膝から、怪我病気、さらには心疾患など幅広い。逆に、登山でケアしなければならないことがこんなにあるのかと思った。ハチに刺されるだけでも死亡することがあるので、気を付けなければならない。2022/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19805349
  • ご注意事項

最近チェックした商品