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内容説明
日本には1700種類のクモがいる。もともとは地中に生活していたが、網を張って待ち伏せするクモに進化し、さらにあちこち歩き回って獲物を捕らえるクモが生まれた。花の蜜を吸うクモ、投げ縄を放つクモ、花嫁をぐるぐる巻きに縛ったり催眠術をかけたりして交尾に及ぶクモ、我が子に自分の体を与えるクモなど、特徴ある生き方をするものも多い。その種類から生態、人との関わりまで全てを紹介。カラー写真370点収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
18
写真が多くて分かり易いという書評を見て、クモって結構身近だし興味を持てれば日常生活も楽しくなるかもと思って借りてみた図書館本。 確かに写真は多いけど、著者としてはたぶん分かり易く書こうとしてくださっているのだろうけど、素人にとっては専門的な記述が続く感じで読みにくい。もっと一般受けする読みやすい読み物としての本を期待していたので、自分の知識のなさや認識不足を棚に上げてちょっと残念だった。2022/06/27
かごむし
17
生き物の戦略は、食べること、子孫を残すこと、できれば食べられないこと、に集約されると思うが、ここまで生き延びてきたクモには、あの小さな体に高度の洗練されたシステムが備わっていることがとても美しかったし興味深かった。ある種では母グモが子グモに我が身を与えたり、メスにとってのオスは捕食対象なのだが、決死の覚悟で交尾に挑むオス、クモは肉食なのだが、食べたり食べられたりがドラマチックだった。本書は写真が豊富で、どの文章にも写真が添えられているのだが、クモ単体ぐらいならかわいいのに、ちょっとリアルすぎたクモの世界。2022/06/28
Tomomi Yazaki
16
私はクモが好き。家の中でぴょんと跳ぶハエトリグモは最高に可愛い。本書はクモの生態、形態、習性、特殊性などを詳しく述べている、らしい。まずはクモの寿命について。え?分からない?何それ。著者はクモをよく観察しているようだけど、最初からこれじゃねえ。全てのページにカラー写真があり、分かりやすいけど、ページ稼ぎに思えてしまう。新たな情報もなく、なぜそうなのかという著者の考えが述べられてないから、ただのクモ解説書。身近なクモ30選に至っては、タカアシグモがいない。期待が大きかった分、落胆もまた、大きいのです。2022/05/31
不純文學交遊録
9
クモを嫌う人、恐れる人は少なくないが、その多様な生態は非常に興味深いものがある。8本脚の狩人と呼ばれるようにクモは肉食性だが、獲物を食べるのではなく、消化液を注入して吸う。餌が足りないと、植物の花粉や蜜で栄養を補うこともある。クモの下向き上向きは、餌を捕らえる際に重力に逆らわない方向である。他のクモの網に入って餌をいただくクモ(その名もイソウロウグモ)、さらには網を乗っ取るクモもいる。人間社会の身近に棲んでいながら、意外と知らないことだらけ。クモの世界は奥が深い。2022/05/29
中島直人
4
(図書館)変な人もいるものだ、と思いながら読み始めるも、クモ達が、だんだん可愛らしく見えてくるから不思議。2023/06/17
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