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内容説明
椎名高志先生が描くウルトラマンネクサス!
てれびくんにて連載されていた椎名高志先生の「ウルトラマンネクサス」が、10年の時を経て蘇る。完全書き下ろしの最終話28ページと美麗ピンナップも収録。ウルトラマンファンのみならず、椎名ファン必携の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
20
10年前の特撮番組の、放送当時の児童誌でのコミカライズに描き下ろし最終回、番組の設定資料やキャストインタビューまでを収録し、満を持しての単行本化。ひと月四話分の放送内容を毎月約11pにまとめ、しかも児童向けに簡略化と言う相当に無理の在る構成故にダイジェストになりがちながら、意欲的なネクサス本編の他に類を見ないハードで、土曜早朝とは思えないシリアスな空気、儚くも壮大なテーマに精一杯誠実に向き合った、作者のネクサスと言う異色作に対する深い愛情溢れる良作。この人選を決めた編集者に拍手(以下コメ欄にて)。2015/06/07
王蠱
12
受け継がれる光。ウルトラシリーズの中でも異色作のひとつである「ネクサス」、その雑誌掲載コミカライズを10年越しに「真の最終話」を加えて書籍化。ぶっちゃけ「ネクサス」はキャラとしては好きだけどそのドラマとしてはあまり好きじゃなかったんだが(全体的に重い雰囲気が苦手だった)このコミカライズはそういう「ヒーロー作品としての異色さ」を恐れず再現している。ページ数の制限に加え連載期間短縮と逆境が重なる中で物語の要所を抑えながら走りきった。ザギさんはもっと早く、自己存在に苦悩する前にノアに出会えていればあるいは・・・2015/05/19
集積屋
9
当時から話題となり、単行本化が待ち望まれに望まれていた椎名高志×ウルトラマンが、連載から10年目、絶チルガイドブックへの第6話単独掲載から7年目にしてようやくの実現!噂通りの超高圧縮展開ながら、大事な要素は全て押さえられている構成の妙は圧巻の一言。そして意図的なのか偶然なのか、描き下ろしの最終章におけるダークザギの行動原理(原作にはないオリジナル)が最新作の「闇の巨人」と重なる形になっているのがなかなかの衝撃。孤門の変身したネクサスがノアへ変わりゆく流れは、もしかすれば本編よりも美しいかもしれない。2015/05/18
ミッキーの父ちゃん
8
名古屋TV製作という事で、期待して見始めたけど、あまりの暗さに途中で観ることを断念した作品。ダイジェスト版のこの漫画になると、重いストーリーには違いないが、硬派で骨太なストーリー展開だということがよくわかりました。もう一度TVシリーズもレンタルで借りてこようかな?2015/07/18
みのにゃー
6
ネクサスのコミカライズ。てれびくんに連載されていたそうだ。TV4話分を1話に。すご~く大変な作業だっただろうな。描き足りないという椎名さんの言葉に納得。特撮作品の漫画化は、画力が足りない作品が多いように思う。その中でこの作品はさすが。子供向け雑誌でよくぞここまで。2018/03/27