大都市制度の構想と課題――地方自治と大都市制度改革――

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大都市制度の構想と課題――地方自治と大都市制度改革――

  • ISBN:9784771036314

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内容説明

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住民の快適な暮らしを目指して、昨今さまざまな都市制度改革が提起されているが、どれだけ実態に即した議論がなされているだろうか。本書では、大都市のガバナンスのあり方や公共サービス体制について分析し、大都市制度の改革構想が抱える課題を浮き彫りにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

7
残念ながら今の日本の行政学の限界を示した本。編者もあとがきで認めているが、大学生には多少の知識を提供するかもしれないが、実務者の視点から見ると、表層的な机上の議論に止まっており、全く実証的分析が足りていない。後半部分の消防、清掃事務を扱った2章では、それぞれ東京消防庁での一体的処理と、23区・一組等の分離処理を批判して、大阪都構想への懐疑論に繋げているが、そうであれば、東京で消防を分割しても、ごみ収集を再統合しても、他方の論者から同様の批判が出るはずであり、これらの章を単に並べた編集意図が理解し難い。2023/08/06

Βουλγαροκτόνος

0
大阪都構想の問題点等、大都市制度の行政学・行政法的な論点を網羅している。抽象的な部分だけでなく、消防・清掃・児童相談所など個別の事務に関しても、章を設けて説明があるのがありがたい。2022/10/02

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