中公文庫<br> 御蔵入改事件帳 消えた隠居資金

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中公文庫
御蔵入改事件帳 消えた隠居資金

  • 著者名:早見俊【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2022/06発売)
  • 中央公論新社 GW特大フェア ポイント40倍!(~5/12)
  • ポイント 280pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122072114

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内容説明

寛政の改革を主導したものの失脚した、元老中の松平楽翁(定信)が立ち上げた幕府の新たな探索組織・御蔵入改。「お蔵入り」した難事件や奉行所・火付盗賊改が取り上げない事件に挑む五人組のもとに、新たな依頼者が現れた。御家人の本郷竹次郎によれば、決して裕福ではない周囲の者たちが老後に備えて貯えていた銭金を、新たに発見された甲斐金山の採掘資金を募る「信玄講」という集団に騙し取られたというのだが……(「消えた隠居資金」)。
表題作のほか、古典落語に材を取った「千両みかん」など全四篇を収録。

【目次】
第一話 切り裂き内蔵助
第二話 千両みかん
第三話 不幸を呼ぶ大黒像
第四話 消えた隠居資金

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuhito Matsuzaki

9
元長崎奉行でサーベルの遣い手である荻生但馬が率いる五人の集団「お蔵入改」が活躍するシリーズ第5弾。 表題の「消えた隠居資金」を含む4話を収録しています。2023/08/01

好奇心

0
長崎奉行を解任された荻生但馬が御蔵入改役の頭取に就任し現代で言うところの迷宮入り事件を、落ちこぼれ気味の部かと共に再捜査する一団、相対済令・・現代の警察の民事不介入、鉱山開発の詐欺商法、骨の鑑定人、女岡っ引きの登場、但馬は刀を持たず、サーベルを携帯していた等、また落語の演目、千両みかんの題材を 水谷豊演じる相棒の警視庁 特命係を彷彿させる2022/08/20

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