内容説明
習近平の最後の戦いは2022年秋の党大会になるのか?あるいは、その前に仕掛ける文革2.0か?それとも、その後に起こるかもしれない台湾侵攻か?2022年秋、第20回党大会で習近平が3期目となり習近平個人独裁体制が確立するのか?それとも引退して、集団指導体制が維持されるのか?習近平政権10年目の「最後の戦い」、それが世界に与えるインパクトとは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安土留之
1
著者によれば、習近平政権の10年間が中国のディストピア化だという。鄧小平の遺産、改革開放路線は後退し、企業の半国有化、インターネットプラットフォーム企業への規制、強圧的ゼロコロナ政策の失敗など、中国はこの10年で専制国家化した。 中国通の著者だけに、さまざまな情報をカバーしているので、根拠の希薄な反中本とはちがい、内容は説得力がある。習近平政権の10年を理解する最適の本。 ただし、あまりに多く中国人の名前が出てくるので、ちょっと読みにくい。人物相関図など、図表などがあれば良かったですね。 2022/10/08
Oki
0
胡錦濤中国共産党大会途中退席事件の前に書かれた本。 悪行(嘘や陰謀等)をものともしない独裁者は、排除するのがとても難しい。 起業家を抑圧する方向に舵を切った中国で、経済成長が継続するかどうか。 2023/08/17
ワシじゃ
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ヤバい中国の内情。元来がヤクザ国家であるから当然なのかもしれないが、本当にボチボチ終わりにしてほしい。この世から共産主義を撲滅した方が良い‼️2022/09/18
Yuichi Saito
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★★2022/08/09