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内容説明
Netflixのリード・ヘイスティングス、Spotifyのダニエル・エク、そしてピーター・ティールも絶賛! 指導した企業を次々と成功に導くカリスマコンサルタントが、ビジネスを持続的に成功させる7つのパワーを徹底分析、その獲得方法を伝授する。シリコンバレーの知られざる経営戦略バイブルがついに邦訳刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らる
4
規模が大きい⇒コストを下げられる/ネットワーク経済の恩恵は市場を占有できていれば出来ているほど大きい。後発には厳しい/新興企業が勝つには、卓越した事業モデル、既存企業に挑戦しうる魅力的なモデル、既存事業では考えられない継続的な顧客獲得が必要。バンガード社のパッシブ運用はその典型例/乗り換えコストを仕込めると、価格設定を高くできる。例はSAP/2024/06/30
のるくん
3
『規模の経済』『ネットワーク経済』『カウンター・ポジショニング』『乗換コスト』『ブランディング』『競合なきリソース』『プロセス・パワー』の7つのパワーを持つ企業は永遠に『最強』なのか。巨大な恐竜から逃れるように、小さな哺乳類が生息域を変え(カウンター・ポジショニング)、環境変化に適応する術(競合なきリソース)を手に入れ、遂には巨大な恐竜に取って代わる。企業も生物も進化の過程は同じかもしれない。ビジネスパーソンも。大きさと時間の長さが挑戦者からの『バリア』のパワーは、いつか『ベネフィット』は無くなるだろう。2022/08/06
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
再読。ステップ関数、勝者総取り・閉鎖性・決定的初期製品、乗り換えコスト、競合なきリソース、革新的事業モデル、リーダーシップ・時期・業務執行・賢明・運などが今回気になった箇所。2024/12/13
asfgrs
1
評判がよさそうであったために読んでみた。なんとなく皆が認識している事象・概念を明文化している点で価値があるとは思うが、成功している企業になんとなく後付で当てはめている印象も強い。世の中には、これらの要素を満たしているにも関わらず失敗している企業も多いハズであるし、逆に満たしていなくても成功している企業も多くある。また、それぞれのパワーを最大化すればいいというものでもなく、例えばスイッチコストを高めるには退会できなくすればいい。しかし、もちろんそれは現実的ではないので盲信せずきちんと考えることが重要。2022/08/24
oshow
0
企業が市場で打ち勝つには一体どういう戦略があり、それはどの段階で行われるべきなのか?を説明した本。企業がパワーを獲得するための戦略がNetflix、インテル、ディズニー、トヨタなど具体的な例と共に紹介されています。/オペレーショナル・エクセレンス(事業活動の効果・効率を高めること)だけではパワーは獲得できない。それは他社にも真似することが可能だから。ただしトヨタのように複雑なオペレーションを長大な時間かけて磨くと「プロセス・パワー」として戦略となる。トヨタのやり方は公開されていてもどこも真似できなかった。2023/05/20