内容説明
交通事故がきっかけで陸上部を辞めた高2の華(はな)。趣味のスケッチをしていたある日、不思議な少年・芽吹(めぶき)が桜の木から転がり落ちてきて毎日は一変する。翌日「七月に咲く桜を探しています」という謎めいた自己紹介とともに転校生として現れたのはなんと芽吹だった――。彼と少しずつ会話を重ねるうちに、自分にとって大切なものはなにか気づく。次第に惹かれていくが、彼はある秘密を抱えていた――。別れが迫るなか華はなんとか桜を見つけようと奔走するが・・・。時を超えたふたりの恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
8
事故がきっかけで陸上をやめた少女と不思議な転校生の少年による恋愛青春小説。ちょっとしたSF要素を絡めた恋愛劇なんだけど、いくつかの要素が俺好みだったかなと感じてる2022/08/14
色素薄い系
4
面白かったです。少し不思議なボーイミーツガール。展開としては王道に入ると思うんだけどこういうビターエンドが好みなので大変楽しめた。芽吹の探していた桜の正体が分かった時になるほどと納得した。こういう出会った時には既に終わっている系好みなんですよ。2023/04/24
萌歌
0
7月に桜が降った、の意味に感動(T ^ T) 何回でも読める〜!2022/10/02