ハヤカワ文庫NF<br> 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

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ハヤカワ文庫NF
神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

  • ISBN:9784150505905

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内容説明

出口治明氏、推薦! 神様ではなく、科学を信じる「知的な勇気」を持つこと。進化生物学の大家がやさしく語る、不合理はびこる現代社会へのメッセージ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

265
儂の為には書かれていなかったよ(´๑•_•๑)。神様はいないよ教を信仰して数十年経っていますから、その世界の歩き方は分かっているのよ。でもドーキンスせんせーなら、儂では気づいていない何かを教えてくれると期待したの。然し自明&自明&自明。新しい知見は残念ながら得られなかっただよ。誰に書いているのでしょうね。宗教から逃れなれない人? でもダメなんですよ。確証バイアスが働くから。あとコンコルド効果も発動しますよね。で、紙幅が全然足りないと。取り敢えず宗教法人税は無くなって欲しいよー(。•́ - •̀。)。ハァ。2023/09/29

小太郎

34
ドーキンスはやはり「利己的な遺伝子」を読んだ時の衝撃は忘れられません。彼の科学的思考入門なら読まなくちゃと思いました。読み始めてあれこれ読んだことはがあるかも?と調べていると「さらば神よ」の改題、文庫化したものじゃないですか~!まあ再読するのも良いかなと思いながら読みました。前半はこちらが期待していた進化の話よりは宗教の話がメイン、いかに神様は存在しないかという理論的考察がドーキンスらしい皮肉と諧謔に富んだ内容で延々と続きます。これはやはりアメリカなどのキリスト原理主義者向けの啓蒙本なんですね(笑)2023/02/06

ローレンツ🐾

31
いやはやこれは爽快!創造論(神が生物を創造した)を完全論破している。しかし、アメリカではまさに今現在でも学校で創造論を説いているとは……。無神論者大国の日本では考えられないがこれまた事実。こんなことでは優秀な科学者は育たないし、戦争もなくならない。なぜ宗教に傾倒する者があとをたたないのか。己の力ではどうにもできないことを神にすがる者。そしてその気持ちを利用する者。宗教の自由が憲法上正当化されている以上どうしようも無いが、その判断を誤るなとドーキンスは僕らに語ってくれている。2023/07/07

yamahiko

19
30年前「利己的な遺伝子」で受けた衝撃はありませんでしたがそれなりに面白く読めました。偶然にも読了後、エリザベス女王の国葬を視聴。2022/09/20

塩崎ツトム

19
スキナーという人の実験で迷信深い(なおかつギャンブル狂の)鳩を実験的に作り出せるというのには笑った。そしてモルモン教の聖典が「発見」された過程がかの詐欺師・和田喜八郎の「東日流外三郡誌」と瓜二つなことよ。結局のところヤハウェがどんなに嫉妬に狂う悪神であっても、ドーキンス博士の憂いとは裏腹に、唯一神と創造論のミームに寄生された信者はこれからの世も絶えないだろう。それこそ「鰯の頭も信心」であり、正誤や倫理の問題ではなく、つまるところはナルシシズムの問題だからである、多分。2022/08/14

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