中公文庫<br> 組織の盛衰 決定版

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中公文庫
組織の盛衰 決定版

  • 著者名:堺屋太一【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 中央公論新社(2022/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122072176

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内容説明

なぜ日本的組織は硬直化するのか? 変革を阻むものの正体は? 日本史における巨大組織の盛衰から組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提示する。作家・経済評論家にして経済企画庁長官を務めた著者の二十年以上にわたる組織論研究の集大成。著者解説「今こそ、読んで欲しい作品」を収録した決定版。


〈目次〉

はじめに

第1章  巨大組織の生成から崩壊まで――三つのケース・スタディー
(1)豊臣家――人事圧力シンドロームと成功体験の失敗
(2)帝国陸海軍――共同体化で滅亡した機能組織
(3)日本石炭産業――「環境への過剰適応」で消滅した巨大産業

第2章 組織とは何か
(1)組織の要素
(2)「良い組織」とは
(3)組織の目的
(4)共同体と機能体
(5)強い機能組織を作った織田信長――もう一つのケース・スタディー

第3章 組織管理の機能と適材
(1)人間学と組織論
(2)トップの役割
(3)現場指揮者と参謀
(4)得難い補佐役
(5)後継者

第4章 組織の「死に至る病」
(1)機能体の共同体化
(2)環境への過剰適応
(3)成功体験への埋没
(4)組織体質の点検
(5)組織気質の点検

第5章 社会が変わる、組織が変わる
(1)知価革命と組織変化
(2)情報技術の変化
(3)高齢化社会と人事圧力シンドローム

第6章 これからの組織――変革への五つのキーワード
(1)経営環境の大変化
(2)三比主義からの脱却
(3)「価格-利益=コスト」の発想
(4)「利益質」の提言
(5)ヒューマンウェア(対人技術)の確立
(6)経営の理念=あなたの会社の理想像は

著者解説
今こそ、読んで欲しい作品
(1)日本経済の曲がり角に著した自慢の著作
(2)二〇二〇年のあとこそ重大

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark X Japan

8
組織の盛衰でも、衰が中心です。鋭い示唆に富んだ内容です。抽象的な部分は消化不良気味でしたが、具体例はとても参考になります。また、具体例から著者の言う歴史に学ぶ・歴史を学ぶことの大切さも、よく分かります。☆:4.02022/07/20

すのす

2
組織論本として読了。全体として、民間組織を念頭に置いた収斂の仕方。前半部分は公共部門もよく当てはまる(というか行政組織の批判的検討である)。環境への過剰適応なんかは「失敗の本質」でも指摘されていたと思うが、ある意味でやはり本質なのだろうし、ある意味で旧日本軍ベースの議論はそこに落ち着くんだろうと思った。組織を作る目的と組織自体の目的は異なる、リーダーのなすべきは理念目標確定・基本方針提示・全体の調整、など、確かになと思うところ多し。2022/09/12

Celina

0
オリジナルは随分前に出版されたが、時代が変わっても組織の基本的な部分は変わらないという事だろう。流石は堺屋先生。時代を超えて愛される名著をありがとう!

akiapa2

0
組織には構成員の心地よさの追求を目的とする共同体と、外的な目標達成を目的とした機能体がある。目的達成に拘る機能体が理想形に思われるが、機能体組織においても時間と共に構成員が設立時の目的とは異なる目的を持ち始め、共同体化を要求する傾向がある。巨大組織の死に至る病の原因は①機能体の共同体化②環境への過剰適用③成功体験への埋没。死に至る病から脱却するには実力主義の人事制度の導入が必要な一方、永続的な組織であるためには権力と禄高を分離した江戸幕府の様にヒューマンウェア(対人技術)も配慮した組織デザインが必要となる2023/04/01

ゆんろん

0
組織人は必読だと思う。2022/07/08

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