内容説明
【第17回出版甲子園 審査員大絶賛!】
鬼の正体は「人間の死体」?!
タタリの原因は「都市開発」?!
迷信、妖怪、奇病、超能力…
といった超常現象を現役医大生が徹底解剖!
魔法、怪物、妙薬、祈祷、そして呪い。
論理で説明できない不思議な力は、
はるか昔から私たち人間の心を鷲掴みにしてきました。
これらの事柄をテーマとする創作物は、
日本国内だけでなく、世界各地でも人気を博しています。
本書では、我々を惹きつけてやまない「呪い」を紐解いていきます。
主に医学を中心とした科学知識に基づき、
人体の内外で起こる恐ろしい事象を、徹底的に解剖します。
今までの摩訶不思議な怪奇現象と決別し、
新たな呪いの楽しみ方を探っていきましょう
<目次>(仮)
第1章 「外」の呪い
第2章 「内」の呪い
第3章 「未知」の呪い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さわ
10
タイトルの呪いに惹かれて借りたが、呪いより世界の不思議現象を科学的に説明してある本。鬼の正体は死体、が1番興味深かった。【図書館本】2022/10/09
かわかみ
6
医者の卵の女子学生が書いた本で、著者はすでに小説を発表して賞をもらっているそうだ。本書では、医学的な知見を活用して赤鬼・青鬼の伝説や河童の伝説などについて合理的な仮説を提示したところは面白かった。ただし、終章の現代のオカルトの解明については、あまり切れ味がよくなかったが。書かれている専門的な知見については、素人は是非を判断できないが、昔話や伝説がどうして生まれたのか、一つの切り口として参考になった。2022/11/05
エル
5
未知に対する恐怖、隔絶された世界にはびこる病、見えない敵、思い込み。呪いを現代で科学的に見ると正体が見えてくる。科学が発達していない時代にはさそがし怖かっただろうなあ…正体がバレると呪いなんてこんなものかあという感想。さらりと読了。2022/10/02
びかごん
4
図書館の新書コーナーで見かけて、表紙とタイトルにひかれて読んでみました。 なるほど~という部分もありました。若い医学部生の方が書かれたのですね。わかりやすかったです。2022/08/29
Sou Takatolee
3
なんだこの本。新聞の書評欄で見て買ったけど... 最初に少しだけ、呪いや鬼に関しての考察があるだけで、後は医学話が延々と。最後に取ってつけたようなオカルトの真相はこれだ‼って。ネットのブログレベル。千円損した😡2022/08/28