IT戦争の支配者たち

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IT戦争の支配者たち

  • 著者名:深田萌絵
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 清談社Publico(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909979322

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内容説明

私が、刑事告訴されてまで告発したかった「真実」とは?

半導体不足が変える産業地図の未来

世界のIT産業、家電、通信、コンピュータ、
兵器、自動車産業などの「頭脳」をつかさどる
半導体産業を牛耳る「財閥」の姿と、その戦略の全貌を明かす!
――そして、日本が〈彼ら〉に立ち向かうために、何をすべきか?

日本人にとって本当の戦いが始まった!

ファーウェイの危険性に、
米国より先に気づいた著者が読み解く
「世界半導体戦争」の行方

ここで書かれていることは、多くの人にとって
聞いたこともないような話であり、ショッキングであろう。
国内メディアでは報じられないが海外メディアでは報じられている事実のほか、
各国の政府とつながる半導体企業幹部から仕入れた話、
見落とされがちな業界構造などを皆様にお届けする。
多くの情報がセンセーショナルかもしれないが。
ただ、皆様の心に未来への希望の光を灯せることを願う。(「はじめに」より)

ここまで腐った業界を目にしたことはなかった。
半導体業界では多くの人が不審死してきた。
「怖くないんですか?」と聞かれたら、正直、怖いとしかいいようがない。
ただし、この国の未来を失うのはもっと怖い。

政治家が公権力を使って、筆者のような一個人を弾圧してきたのは、
彼らが筆者の言論活動を恐れている証左である。
世論が動けば、日本企業の競争力を削ぐような政策を国家は取れない。

実は、この国の腐敗との戦いの切り札を握っているのは私たち国民だ。(「おわりに」より)

目次

第一章 ITへの無知が日本を亡ぼす
第二章 5Gをめぐる暗闘
第三章 半導体業界を支配する闇社会
第四章 「半導体不足」のカラクリ
第五章 日本の半導体業界を破壊したのは誰か
第六章 IT戦争から日本を守る「経済安全保障」とは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

34
世界の半導体産業の裏側を描いたノンフィクション的作品(著者は深田萌絵さん)。かつて日本が世界の半分くらいのシェアを抱えていた半導体産業も現在の世界シェアは6%くらいに下がっている。本書では、日本の半導体技術がどうして没落したのかがリアルに描かれる。特に台湾と中国の半導体関連企業の関係性がよくわかった(ここは全部繋がっていて、裏社会や利権の真っ黒い影が蠢いているのが怖い…)。プレイステーション5がなぜ何年も品切れが続いているのか知りたい人にオススメ。2022/07/01

Mark X Japan

16
著者は、久々の女傑です。半導体もそうですが、その前の液晶テレビの技術あたりから、気になっていた悪い流れがあります。それは、技術の流失による(不当な)廉価製品で競争力をなくして、海外企業に買収されることです。小金をもらって韓国や台湾に技術を流失した売国奴は、絶対に許せないです。昨今の自動車向け半導体不足も、ただの売り惜しみのようです。6Gや著者の考える半導体のリユースで、この苦境をゲームチェンジして欲しいです。☆:4.52022/08/16

aisapia

12
日本は本当にマズイ。日本ではいつ、誰が住宅に侵入したのかを立証できなければ盗聴自体は合法。スパイ防止法がないので大切な技術力はどんどん台湾などに奪われ日本は衰退。熊本に誘致されるTSMCは現在不足している自動車用の車載チップを熊本では作らない。中国がウイグルやチベット、香港を手にしたのは軍事侵攻したからではなく、現地人の汚職と中国人の入植による実質支配。半導体チップの製造は猛毒の汚染物質を排出する。ゴミになってもヒ素などが使われてるので有害。リユーサブルのチップが今必要とされる。2023/01/29

Honey

8
胃が痛くなるような現状ですが、諦めるわけにはいきません。 頑張ろう、正義の日本!2022/07/13

☆やす

4
なかなかの深田萌絵節である。どこまでが本当なのか疑いたくなる話題もあるが、『日本の半導体』の衰退が続く中、政府はTSMCに補助金を出し更にこの国をダメにしようとしていると論じる。我が国が唯一高シェアを守っていた半導体製造装置と半導体材料も『骨抜き』にされるだろうと。台湾・中国の本気度にビビる‥2023/01/16

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