実験医学<br> 睡眠医学 - 眠りの分子・神経基盤を解明し、睡眠異常へ介入する

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実験医学
睡眠医学 - 眠りの分子・神経基盤を解明し、睡眠異常へ介入する

  • 著者名:上田泰己【企画】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 株式会社羊土社(2022/06発売)
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  • ISBN:9784758125574

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内容説明

社会的な関心が高まる一方,謎も多い睡眠.その健康課題の解決を見すえた,睡眠を司るメカニズムや機能の解明と,睡眠障害を予防・治療する取り組みの最前線をご紹介/ついに阻害剤が開発されたがん遺伝子RAS変異

目次

<特集>睡眠医学 眠りの分子・神経基盤を解明し、睡眠異常へ介入する
企画/上田泰己
概論―睡眠医学の現在と未来:基礎研究から臨床応用まで
睡眠覚醒制御のタンパク質リン酸化仮説
睡眠制御遺伝子を求めて
レム睡眠:その制御回路および疾患との関連
レム睡眠における記憶の消去
睡眠の進化史上における爬虫類の位置付け
ヒドラが解き明かす睡眠の進化的起源
睡眠健診の実現にむけたリストバンド型加速度計による睡眠測定の現在と未来
神経発達症における現在の睡眠医療

<いま知りたい!! >
undruggableを克服しつつあるRASシグナルとがん治療

<連載>
News & Hot Paper Digest
腸管の恒常性に不可欠なシリアル化糖鎖
消化した死細胞を糧に消火せよ
がんの一生を知る―骨髄増殖性腫瘍の1細胞全ゲノム解析から見えてきたがんの前半生
プレプリントサーバーJxiv(ジェイカイブ)の開始と展望
若手研究者の画期的成果が集い交流を深めたUJA論文賞2022

カレントトピックス
老化神経幹細胞の若返りによるニューロン産生亢進と認知機能改善
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染は細胞老化を引き起こすことで炎症反応を持続させる
構造を視る・識る・創る―新規光駆動型イオンチャネルChRmineの立体構造解析と高性能ツール開発
ヒト胚性ゲノム活性化は1細胞期で開始する―全能性理解への新たな一歩

特別寄稿
アジア圏のサイエンスネットワークの実現に身を捧げた新井賢一先生―その業績をたたえる中国からのメッセージ

クローズアップ実験法
プログラミング不要!研究室で育てる“秘伝のタレ”の物体検知AI

バイオベンチャー奮闘記
若き研究者よサイエンスで地球を救え:目指せ世界の海援隊

ラボレポート―留学編―
コロナ禍でも老化は進んでいく―Washington University School of Medicine in St. Louis

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