内容説明
秋葉原の個人事務所で探偵をしている世良王海は、九年前まで警視庁公安部に所属していた。当時左翼団体に潜入していた世良は、悪人しか殺さないという稀代の殺し屋≪U≫に両眼を潰されてしまう。ところが視力を奪われた世良は、代わりに特殊能力ともいえるほどの聴力を得るのだった。そして今、六年前の少女誘拐事件の捜査をする世良の耳に因縁の声が届く――! 衝撃のクライムエンターテインメントが登場! 第8回ネット小説大賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
18
面白かったが、世良さんの超人っぷりが…。敵のお二人も超人だし。公安の方々って、現実でもエゲツナイのかしら?続編あれば読みます(^^)2023/03/30
栗山いなり
6
元公安所属の探偵・世良王海が六年前の少女誘拐事件を捜査する中で巨大な陰謀の真相に迫ることになる物語。なろう出身者、侮りがたしと思えるようなクライムエンターテイメント。小説を読むことの面白さを再確認させてくれる作品だった2022/08/21
ドットジェピー
4
面白かったです2022/07/07
アジャ
1
ある組織から殺しを請け負う凄腕の殺し屋、その殺し屋に両面をえぐられた元公安の探偵が、少女誘拐事件の裏に隠された陰謀を巡り死闘を展開するというストーリー。それなりの舞台と役者は揃ったが、何だか盛り上らないのは、脚本?、それとも監督? 作品に入り込めず読了。2024/11/02
昌子♪♪
1
面白かったけど、世良さん超人過ぎ😲 警察って、公安って、こんなに怖いのかしら⁉冗談にしたい💦2024/07/27