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内容説明
コロナ禍で合コンや飲み会など出会いのチャンスが激減した一方で、孤独を深め、結婚相談所に入会して婚活をはじめる人が増えている。婚活現場の第一線に立つ著者によると、コロナ前と後では、会員の意識や価値観も大きく変わっているという。従来の価値観にとらわれない結婚の多様化が進んでいる。本書は、急激に変わっている日本の婚活の最前線で活動する、婚活男女の本音と現実に迫るドキュメントである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめさん
17
やった、読メレビュー1番乗り! TV番組「ザ・ノンフィクション」で取り上げられ、婚活界の外でも話題沸騰になった婚活のリアル…結婚相談所「マリーミー」代表の植草先生による、コロナ禍の令和における男女の結婚観や婚活界隈の変化などを紹介。/ ワシもGW前に高い月会費と成功報酬の相談所に入ってん。現代は、Twitter界隈とかで、カリスマアドバイザー(仲人)さんがたくさん居るけど、植草先生はレジェンドクラス。ラジオ形式のYoutubeとかも楽しい。/ 天涯孤独の清貧、貯蓄なし。生きるために結婚したいと語る美女に涙2022/05/29
Taka
9
あれもこれも欲しいと相手も自分も思っている。自己評価の高さと親の希望は婚活のかべ。週末婚いいな。5代におばさんと言われたくないわ。ヒールを履いているのにどんどん先にいく男。お見合いでマナーや規則を守れない人が増えてきている。婚活よりも恋愛時代男。人間力の低下?社会問題を婚活で実感。ケチと節約家の違い。収入はあるけど生活費は出さない男女。とんでもない服装。婚活にはばけものがたくさんいるんだなと。私もその1人かも。さあ婚活しておどろおどろしい世界を見に行こう。2022/11/13
みみとしま
5
辛口の植草先生2022/08/06
shushu
3
結婚相談所オーナーでアドバイザーの描くコロナ禍の婚活はなかなかハード。変わる社会や経済状況、追いつかない意識のずれは言われることだが、お互い自分の都合だけ振り回しては結婚には至らないのはいつの時代も変わらないだろう。生活変える気がないなら結婚できないというのは、見合いが残っていた私の時代も世話係をしていた友人のお母様から聞いていた。 高い成婚率を誇っても、愛人経験者を成婚に導いたことはないとは。別に結婚できないわけじゃなかろうが、そういう人はこういう場所を利用せずともモードを変えて結婚しているのだろう。2022/10/09
siomin
2
結婚相談所を主宰する著者による,婚活の現状を紹介した新書。世の中の変化についていけなかったり,相手にあわせられないと,なかなか婚約まで結びつかないのですね。自分の強みを見せたり,弱みを改善していくのは,就職転職にも通ずるものがあります。コロナ禍を受けての現状も紹介されており,結婚を望む人が増えているとか。結局のところ,何のために結婚したいのかが自分でわかっていないとうまくいかないのかもしれません。あと,口をはさむ親の存在は面倒だ。2023/03/14