内容説明
実際にあった天気の写真を掲載し、雲のでき方、風の流れ、光の様子、季節の特色などから、予想される天気の変化について解説。今目の前に広がる空と本書を照らし合わせることで、今後の天気を予想することができる。
・雲から天気を予想する
高さや風によって姿を変える雲から知る44種の空
・光から天気を予想する
美しい光の変化からわかる19種の空
・風から天気を予想する
風の流れで表情を変える13種の空
・季節から天気を予想する
季節の特徴的な現象から読める13種の空
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mr.チャーリー
37
この夏、遠くに「かなとこ雲」だとハッキリわかった雲を見ました。夕焼けは晴れ、傘雲が出ると雨とよく耳にします。これまでも専門的な気象の本を書店でパラパラと眺めたことがありましたが、本書は直感的でとても分かりやすい内容です。見開きの2ページに雲など空の写真を載せて、その写真に重ねて矢印で雲や風の動きを示してします。ページの下に2行でこれからの天気の変化について簡潔な説明があって、親近感が湧きます。これまで雑草の本、街角図鑑を読みましたが、本書を加えて、通勤や散歩する時の楽しみがまた増えました。2020/10/19
ルート
19
同じ空を見たときに、得られる情報量は、こんなにも違うのか。雲の種類や進む方向。光の屈折の様子や空の澄み具合。風の強さや冷たさ。いろんな要素を重ね合わせて、「これから天気はこうなりそうだなぁ」と予測を立てることができる。ときには外すこともある。精度を高めるためには、経験も必要だ。空を見るのは、人付き合いにも似ているのかもしれない。声の高さ、視線の移動、爪先の向き…いつも見ているようで見ていない部分から、相手との関係をよくすることもできる。もちろん、これも外すこともある。でも雨のあとには晴れの日が来るはず。2021/04/23
RX78
18
雲の写真好きです。雲の写真に矢印や解説が入り、この後どんな天気になるか教えてくれます。2020/06/24
uniemo
12
割と空が広く見えるところに住んでいるので、空を眺めるのが大好きなのでこれからこの本を参考に天気も予測してみたいと思いました。今まで何となくみていた雲の名前もわかりました。空の写真もきれいでした。2019/12/17
b☆h
9
最近不安定な天気が続いていたことから借りてみた。写真付きで雲の名前や、現象の名前も書いてあり、簡単な解説もあったため絵本に近い感覚で構えずに楽しく読めた。空と本を見ながら予想するのも面白かったから、こういう感じの本を一冊手元に置いておきたい。2021/08/22