光文社新書<br> 金融DX、銀行は生き残れるのか

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光文社新書
金融DX、銀行は生き残れるのか

  • 著者名:遠藤正之
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 光文社(2022/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334046125

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内容説明

1994年、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は、「銀行の機能は必要だが、今ある銀行は必要ない」という趣旨の発言をしたといわれている。(中略)銀行は社会にとって本当に必要不可欠な存在なのか。社会が銀行に求めている必要な銀行機能とは何なのか、その本質的機能を踏まえ、銀行が取り組むべき戦略にはどのようなものがあるのか。(「まえがき」より)変革が進む金融業界を概観し、日本の金融サービスの未来を考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

73
これも若干題名が扇情的なのですが(銀行員に対しての売らんかなでしょう)、内容は最近の事例をよく把握されていて解説もわかりやすくなっています。メガバンクの事例から始まり地方銀行の合従連衡なども書いてあり内容は充実しています。このような本をもう少し様々な人々に読んでみたいと感じます。ただ今後今の銀行がなくなるかというとそれはありえないということなのでしょう。確かに統合などによってヘリはすると思いますが。銀行の組織、機能、人財等を新しく備えるとなると非常に大変です。2022/06/26

組織液

9
就職活動で役立ちました。地方銀行や金融機関の取り組みが特に面白かったです。2023/06/30

Yuki2018

7
著者はメガバンクのIT部門に長年勤務した人で、実務経験の豊富さを感じさせる、浮ついたところのない真面目なDX本。個人的には、個人マスリテールにおいては、機動的に顧客ニーズに応えられる事業会社やFintech企業にサービスを任せた方が世の中のためになると思う。銀行は本来的に柔軟なサービス改善を行うカルチャーとは馴染まない(馴染むべきで無いのかもしれない)ので、土管化は避けられないだろうというのが個人的意見。他の事業領域で稼ぐことを考えた方がよかろう。2024/11/04

gokuri

4
良書。いまの金融、フィンテックの状況が多岐にわたり記述されている。比較的に平易に、メガバンク、地方銀行の現状、フィンテックとスタートアップ企業、電子マネー、ソーシャルレンディング、キャシュレスの動向など一通りの状況をつかむことができる。今後の金融機関の生きる道は、融資サービス、富裕層コンサル、システム販売あたりにあるのでは。 投資対象としての金融企業を考える参考となった。2023/01/07

Yuichi Tomita

3
銀行に長く勤めていた(32年間)方なので、金融的な視点から逃れられていないところが惜しいが、それなりに楽しめた。2022/07/07

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