誰も教えてくれなかったアジャイル開発

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誰も教えてくれなかったアジャイル開発

  • ISBN:9784296112203

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内容説明

アジャイル開発の経験が少なく、中央集権型の日本企業において、組織や文化を変革せずに従来の開発ベンダーを活用しながら、基幹系システムなどのアジャイル開発を成功させるにはどうすればいいのか--。ウオーターフォール型開発が主流の「日本企業」で試行錯誤しながらアジャイル成功を導いてきたコンサルタントたちが、自ら経験を体系化しました。そのノウハウを「基礎編」「実践編」「応用編」の3ステップで解説します。
最初の基礎編は、アジャイル開発の「事始め」で押さえるべき5つの要点を解説するほか、「らしさ」にとらわれないアジャイル開発の立ち上げ方や、成長し続けるアジャイルチームのつくり方などを解説します。
続く実践編では、アジャイル開発の成否を左右する「企画」工程や「初期計画」の具体的な進め方や、アジャイル開発に欠かせない5つの定期イベントの取り回し方などを現場のノウハウをベースに説明します。
最後の応用編では、アジャイル開発とウオーターフォール型開発を「ハイブリッド」で進める方法や、ローコード開発やSaaS導入でアジャイル開発をどう生かすかなど、一歩進んだアジャイル開発を取り上げます。

目次

第1部 基礎編
第1章 アジャイル開発「事始め」で押さえるべき5つの要点 組織・文化はそのままで問題なし
第2章 「らしさ」にとらわれないアジャイル開発の立ち上げ方 チームをどこまで育てるか
第3章 アジャイルの型にこだわっては合意できない 品質向上のカギは「自治区」にあり
第4章 「初回リリース」からがいよいよ面白い 成長続けるアジャイルチームのつくり方

第2部 実践編
第1章 アジャイル開発の「企画」に落とし穴 失敗は初めに決まってしまう
第2章 要件・優先順位・見積もり・契約 アジャイル開発「初期計画」を失敗しない要点とは
第3章 アジャイル開発を回す5つの定期イベント 教科書にはない現場発のノウハウとは
第4章 アジャイルでも欠かせぬシナリオテストやデータ移行 失敗回避に5つのポイント ほか

第3部 応用編
第1章 アジャイルとウオーターフォールの「ハイブリッド型開発」 成功に必要な4つのコツ
第2章 ローコード開発やSaaSの導入ならアジャイルがお勧め スピード倍増の勘所
第3章 「新規サービス立ち上げならアジャイル開発」は本当か 立ちはだかる2つの壁

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でじきち

10
「PoC(概念実証)」導入検討技術を使って【やりたい事】が本当に出来るかを検証。「アジャイル開発」短い開発サイクルでプログラムをリリースし続け、エンドユーザーのFBを受けながら改修を重ねアウトプットを洗練させていく◆小さな成功事例をまず作る◆顧客にとっての価値実現と費用対効果ROI最大化◆顧客とエンドユーザーが異なる場合に注意◆ユーザーストーリー(ステークホルダー、MVP含)は適切なサイズに◆目的と優先順位を常に意識◆見積はウォーターフォールと同額◆ウォーターフォールとハイブリッドは線引き重要2022/09/25

小泉岳人

1
ウォーターフォール中心のエンタープライズにどうアジャイルを入れていくかというコンサル、PMOおすすめの本。アジャイルネイティヴにはきっと違和感を感じる所もあると思いますが、具体的な話も多く参考になりました。2022/05/25

Go Extreme

1
基礎編: アジャイル開発「事始め」で押さえるべき5つの要点―組織・文化はそのままで問題なし 「らしさ」にとらわれないアジャイル開発の立ち上げ方 アジャイルの型にこだわっては合意できない―品質向上のカギは自治区 実践編: アジャイル開発の企画に落とし穴―失敗は初めに決まる 要件・優先順位・見積もり・契約―失敗しない要点 アジャイル開発を回す5つの定期イベント―現場発のノウハウ 応用編: 企業の価値創造 アジャイルとウオーターフォールのハイブリッド型開発 ローコード開発やSaaSの導入ならアジャイルがお勧め2022/05/26

いえっさ

0
中々興味深かったが、日本でアジャイルをやる為のハードルはまだまだ高いなぁという感想。 説得をするためのノウハウ、妥協点など参考になる視点は多かった。 マネージメント層や偉い人こそより役に立つ本なんだろうな。2023/02/03

0
久しぶりに勉強になった本に出合ったため数年ぶりに投稿。4月よりアジャイル開発を学んでおり、もともと従来型での開発に携わっていたこともあり、現場で導入する際の留意点や考え方、すべていきなりアジャイルにしなくて良いなどといった現場に寄り添った意見に非常に共感した。進捗報告のやり方やWFとAGのハイブリッド型の提案など、アジャイル推進にはもってこいの考え方が多く参考になった。また読み返したい。2022/07/22

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