内容説明
旅行作家の菊地文彦が、東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古へ取材に行ったことが判明。捜索にあたる十津川警部は、相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が訪れた姫川村の寺で、砕かれた石碑に“列”という刻字を見つける。東日本大震災で破損しただけでなく、故意に粉砕したと感じた十津川は、石碑の由来を調べ始める。第二次大戦の特攻作戦に繋がると睨んで鹿児島へ飛ぶが……。特攻隊員の妻の命の叫びが、現代の殺人を呼んだ!? 岩手と鹿児島を舞台に、特攻作戦の真実に迫る。陸軍幼年学校の最後の生徒だった著者による渾身の戦争&旅情ミステリー。
目次
第一章 「ある墓碑銘」
第二章 烈 女 の 墓
第三章 昭和二十年三月十二日三浦大尉大義に死す
第四章 昭和二十年二月十二日最初の出撃命令
第五章 死なないで下さい
第六章 天皇陛下への手紙
第七章 愛と死と特攻と
終 章 二人に捧げる
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